Q10:自然に起きることに任せきる方法とは?

Aさんからの質問


先生、回答有難うございます。

いきなりの発作にまだまだ対応出来なくて…焦りが先に来てしまいます。
 
徐々にですが、症状へ向き合う姿勢をと思ってますが…。
 
ですが発作がくると、「どうしよう」となります。
良くなったりすると、「あれっ?、今日は症状が控え目かな?」って思った途端に、発作が来たり…。
 
今回は受け容れ、浮かんで通り、時間に任せて、自分で整える事が出来ました!
 
この調子でいいでしょうか?
ですが、あの一瞬頭が真っ白になります!
 

回答


あなたの中に「こうなってはいけない」をあげてみましょう。
 
実はいくら、「こうなってはいけない」を自分の中に設けても、不測の事態は起きるのが現実です。
 
「起きないために備える」というのは、賢明な態度でありながらも、現実はむしろ「起きる時、それは起きる」のであり、「備え」ではなく、起きたときの「対応」を頭に入れ、日々体得のための訓練とすることが大事です。
 
わかっていても、「うまくできない自分」がいて、パニック発作以上に、そんな自分へのとらわれが強いようです。
 
焦っている自分。
不安をコントロールできていない自分。
いざとなると「どうしよう」と思ってしまう自分。
同じ罠に何度もハマってしまう自分。
頭で理解しているつもりでも、いざ!がくると上手くいかない自分。
 
そんな、「あらゆる自分」。
その時々に一定ではないのです。
 
「ブレない自分」は聞こえはいいかもしれませんし、目指したい境地かもしれませんが、それは目指さない方がいい。
 
理想は理想として。
結果として得られていればいいな…ぐらいの緩さの方が自分に優しくできますよ。
 
アタマ、まっしろ。
そんな事は、この先にもいくらでも起きます。
 
アタマ、まっしろにならないように!
ではなく、例えアタマまっしろになったとしても、「そんなときの、そんな自分」を受け容れていけますように。