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Q15:パニック障害になって子育て、家族にどう向き合うか

Kさんからの質問


お久しぶりです。

近況報告と質問させてください。
 
あれから多少の波はあるものの、10月末のような大きな波ではありません
あ、やっぱり神経過敏になってただけなんだ、これがパニックの波か~と思える日もあります。
 
以前の質問記事にも書きましたが、あの時は何年かぶりに病院へ行って頓服薬だけをもらってきましたが、医者との相性が悪く、薬への抵抗もいまだにあり、どうしても!な時にしか頼っていません。
 
だって…10年以上も薬なんて飲んでなかったし、頓服薬がなくてもずっとやれてた… 
 
大きな波が来てからの私は何かおかしい、悔しい。
こんなことばかり考えてたり。 
 
読者さんの質問にもありましたが、子供のことが絡むと症状が強めに出ますね。そう感じちゃうのかな。母親としての、何というか…。
 
子供と旅行もしたいし、遠出したいし、行事も楽しい!とか、感動する~!とか、ただ当たり前の、落ち着いた気持ちで参加したい。いっつもソワソワしてる。
 
休んだら絶対後悔するし。
葛藤がすごい。
 
今は行事があるたびにドキドキ緊張して、今まで出来ていた、先生から教えていただいたことも飛んじゃう時もあって、頓服薬飲むしかないのか…となって。
 
でも抵抗もして。本当自分に疲れます(苦笑)
旦那に「薬に頼るのもあり!今日はそんな日だよ、効いたらラッキー!くらいでいいよ」と言われます。
 
もちろん、すごく楽しい日もありますよ。
 
ただ、母親としてってなると苦しみますね。~でありたい。がやっぱりあるので。
周りにパニックの人いないし。
 
卒園式、入学式も控えてます。
正直、頓服薬飲んだとしても、色々不安です。行ける気がしないと言うか。
なんか先に飲みたくないし…
 
先日、わぁ~ってなった時に冷静に症状を感じてみました。私、何が怖いんだろうって。
 
特に第2の恐怖を付け加えてなくてもとにかく怖い。って時があって、それでも最後まで症状と一緒に過ごしました。
 
誰といても、一人でいても、どこにいても来る時は来るんだけど、子供の行事やママ友と約束して待ち合わせしてる時、など、こんな時は窒息感が強め。第2の恐怖が必然的に出てる感じ。
 
窒息感を以前より強く感じてしまうので、怖い!となります。
 
先生、大波きてから、呼吸のとらわれが怖いです。なんとなく息が吸えない…は経験済みなんです。でもそれが最近は強く出て、あ、呼吸の仕方が分からない、死んじゃう!とまでなります。
 
前、ママ友と待ち合わせしてる時、外に子供といて、その日は強風だったんです。強風で余計に息が苦しくなり、それからと言うもの、呼吸に対してかなり敏感。特に出先だと。かなり乱れ、溺れてる状態になります。そうするとその場にいるのが苦痛で苦痛で。帰りたくなります。
 
先生のカウンセリングや本で学んだこと、何度も淡々と繰り返してきました。
先生にも褒めていただきました。
今も、やってます。
浮かんで通る、時間に任せる。
が、今はすごく辛く感じています。
 

回答


薬への葛藤、お子さんとの時間、考えることさまざまあると、もういっぱい、いっぱいな気持ちで、いたたまれなくなりますよね。
 
覚えた知識を納得できる時と、うまくそう思えない時もあります。
 
特に大きな発作症状が起きた時は、素直になれず、そんな自分にも嫌気が差してしまったり…
 
人間だものね、そんな日だってあるよねと、自己説得しても、でもそんな日はとても辛い。そんな日はできるだけ無くしたいと考えるし、以前の元気だった頃の自分を思い出しては、悲しくなったり…
 
日常生活を見た時に、あなたの言うように、家族、そして子供との時間をいかに心豊かに楽しく過ごすのかを考えた場合、できれば薬は飲みたくないと思うのは自然な事です。
 
そうは言っても、そんな大事な日ほど不安にもなるし発作症状にも監視の目が向いてしまうわけで…他の人のように、そんな大事な時間を楽しめない。
 
これはとても辛いと思います。ましてや母親であれば…なおのこと様々な義務を背負っているのでしょう。
 
母親として、妻として、そして女性として…誰にも、役割があり、役割に対して、「こうありたい、こうあるべきだ」があるものです。
 
しかし、それに自由が奪われてしまえば苦しくもなる。少し緩められるといいですね。
 
呼吸へのとらわれは、パニック障害の症状の中でも、もっとも苦しいものかもしれません。常に死への恐怖が強くのしかかってくるからです。
 
あっという間に第二の恐怖に包まれ、引き剥がそうにも呼吸の苦しさで、どうもうまくいきません。
 
苦痛で帰りたくなる気持ちになるのは仕方のないことです。パニック発作症状になると、皆そんな回避行動を避けずにはいられません。
 
回避行動にどんな目的があるのでしょうか?
 
回避行動に移ることで、呼吸の苦しさから解放されるということは、結果的にあなたにとって、どんな目的が達成されるのでしょうか。
 
平常心、安心…?
 
あなたにとって平常心と安心は、どんな状態なのでしょうか?
 
何に備えられるために、平常心と安心を手に入れておきたいのでしょうね。
 
人のあらゆる行動には、「原因」があるように思いますが、実は「目的」のために行動しています。
 
パニック発作症状が起きると怖いので、回避行動しているのでしょうか?
 
いいえ、あなたは人一倍、家族のことを思い、まだ小さなお子さんの事を可愛がり、真剣に向き合っているからこそです。
 
あなたの辛さの裏には、家族、そして子供に対する同じぐらいの愛情と義務感があるのです。
 
あなたに限らず、誰もが自分がパニック障害であることを、どこか否定的で今の自分にあってはならないことだと考えるでしょう。
 
それがあることで、自分が家族、子供に対する義務を負えないと考えるからかもしれません。
 
あなたは賢明で思いやりのある人です。でもそればかりでは時に疲れてしまいます。
 
たまには助けを求め、そして休む時はしっかり休む。家族、子供のために休むというより、自分自身を労うためのお休みをとりましょう。
 
パニック障害をギフトととらえれば、あなたが何か強い義務を果たそうとする時、パニック発作はあなたにとっての、ブレーカー役になっているのかもそれませんよ。
 
あなたのせっかくの頑張りが空回りしないように、あまり自分を追い立てないようにしてくださいね。