ゆなさんからの質問
はじめまして。
20代の頃にパニック障害を発症し、2年間程服薬治療をしていましたが、薬が合わず副作用で記憶がなくなったり自殺願望が強くなってしまった為、服薬治療を止めました。
その後しばらくして発作が出なくなり、一般企業に就職する事も出来ました。30代になり、昨年体調不良で退職しました。
ここ1年(特にここ3ヶ月)電車に乗ると発作が出てしまい、駅に辿り着く事すらできない事も増えてきました。
駅に向かっている時、電車の中で急な吐き気に襲われ(吐く事ができません)こらえようとすると息苦しくなり、過呼吸になります。身体がダルくなり、歩くのもしんどいです。
心療内科へ行き服薬治療をすべきか、如何するべきか決められません。何かアドバイスをいただけませんでしょうか。
また家族からも理解をしてもらえません。
(過去の薬の副作用での事もあると思います)
回答
まずは生活リズムを整えましょう。
睡眠時間、食事時間、入浴、適度な運動。
病人の生活ではなく、健康的な生活リズムに限りなく近付けるように心がけていきましょう。
寝る前のスマフォ厳禁。寝る時間も午前様、起きる時間はお昼になってからなんて回復を放棄しているようなものです。
食事にしても、スナック菓子で済ますとか、惣菜パンなどの食生活になっているとしたら変えましょう。
この寒い時期にシャワーなんて事は無いとは思いますが、ちゃんとお風呂には浸かりましょう。
汗をかく運動は必要ありませんが、適度な散歩など歩く事は大切です。外に出ても何も目的がないからと、家に引きこもり、ここ数日は陽の光も浴びていない…なんて事のないようにしましょう。
パニック障害に限らず、心が病んでいくと基本的な生活リズム、行動を狭くしていく傾向にあります。急性期においては、2、3週間の休養は必要だったりもしますが、慢性期に移行している場合は、ここは努力する、頑張りどころ。生活は病人リズムにしないこと。
それが基本要件です。
また薬については、過去酷い目に合っているようなので気が進まないのかもしれませんが、お医者さんとの対話をきちんとしながら、今は飲む必要があるように思います。
おそらく今の状態で、私のお話してきている行動練習を独力でやるのは辛いかと思います。薬の力を借り、心身の落ち着きが、少し取り戻せてきた実感が出てきてからでも遅くはありません。そのときはカウンセリングも検討することをお勧めします。スタートラインが一番大事です。