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Q24:パニック障害の回復を妨げる邪魔な信念

モモさんからの質問


元々神経質な性格ではあって 大昔に「不安のメカニズム」の本を購入し読んでた事があります。その当時は、この本の内容が理解できたのか、読んで安心して生活をしていました。


しかし、40代後半になってから病気をしたり、更年期からか自律神経が乱れるようになって 現在は睡眠導入剤がなければ寝れなくなってしまいました。
 
又、寝れなくなった原因の1つに音への過敏な反応。全て音を気にして 聞こえてくる音にイチイチ恐怖に感じる。
 
更に見え方が気になり 動くものへ思考が向いている為、酔う感じがして気分が悪くなる。
 
体の揺れる感じ、クラクラやグラっとする感じ、小刻みに震える感じ等でとにかく色々と囚われ、不安で生きづらさを感じてきました。
 
見え方に関しては ここ2カ月前位から気づきはじめ、車に乗れなくなったらどうしよう?などとスイッチがはいりますと 本当に怖くなります。
 
ご意見、アドバイスをお願いいたします。
 

回答


頭のふらつき感、体の不安定感、見え方など、これらの症状を抱えているパニック障害の方は多くいます。
 
外出時や人と会う時などは、特にそれらに対するとらわれが強くなる傾向にあります。
 
人からの自分の見え方、見せ方に「こうあるべき」と言った信念、また非現実的な高い理想はないでしょうか。
 
ちゃんと自分は安定して立っていなくてはならない。(人生において起こるストレスに対して)
 
ちゃんと物事を見なくてはならない。
 
ちゃんと事の良し悪しを見届けなくてはならない。
 
そうした信念が、そのまま症状となって表れている部分もあるかも…ですよ。
 
あってはならないではないんです。
あなたの中の、常に安全、安心でありたいという強い欲求。常に安定の状態に身を置いておきたい。動じない自分でありたい、ブレたくない、ブラされたくない…
 
ちょっと強いかもです。
いかがですか?
 
この記事を読んでいる、そこのあなた…
あなたにも、そんなところはありませんか?
 
「そこまで気を回さなくたっていいのに…」
と他人に言われたことはないですか?
 
パニック障害の症状は、人によって様々です。
その中には、ひそかに自分の信念がうまく合致しないことによって生まれる不安、恐怖感というものがあります。
 
「ちゃんとできていない」何かに自分が気づいた時、それが病的なとらわれへと変身することってあるんです。
 
頭のふらつき感など、あなたが抱えている症状は、私の臨床上、パニック障害の人の7割がた抱えています。もちろん、私もそうでした。
 
そこには、自分の「ちゃんとしてなくてはならない…」が強いのかもしれませんね。
 
世の中を、他人をもっと信頼してもいいかもしれません。そして何よりも、自分自身をもっと信用してもいいかもです。
 
誰からの評価はもういい。
自分で自分を評価するノーテンキさが必要かもしれませんよね。
そんなところからも、ヒントにして症状と向き合ってみましょう。