みっけさんからの質問
富樫先生、いつも更新ありがとうございます。ブログお疲れさまでした☆今後も違う場所で続けてくださること感謝します。
さて、今日はコロナウイルスのことです。テレビやニュースで毎日、今日は○○で感染者が出て、と、どんどんウイルスが広がっていますよね。今のところ私は大丈夫なんですが、肺炎、呼吸困難とゆう文字に過敏に反応してしまってなんとなく息がつまるような、動悸のような症状に悩まされています。
先生のブログなどで、起こってもないことを心配するよりも、起こったとき思考のもってきかたが大事とゆうのはわかっているのですが、なかなかできず、またか。。。と、落ちこんでいます。
なにかしているときは全く症状は忘れているのに暇なときになると急に考えて呼吸困難、苦しいだろうな。。。そこから暴走してしまいます。
もう何度も同じようなことで挫折している自分ですがどうかアドバイスお願いいたします。
回答
あなたのような悩みを抱える人は大勢います。
わかっていても対応できるものと、対応できないものもあったり、日によってうまくいかなかったり…そんな時は落ち込みますよね。
一度スイッチの入った不安を、私たちは止める事はなかなか大変です。
そんな時、無理に思考を止めようとすると、余計にとまらなくなりますから、そんな事はせずに、思考の渦にいる自分に気付き、実況中継しましょう。
「私は今、呼吸の辛さに思考が向いていて、とらわれ不安になっていることに気が付いています」
のような感じです。要するにあなたが今、取り乱してしまっている状況そのものを、ジャッジすることなく、ただその様子を言葉にしてみるのです。
そして語尾必ず「気が付いている」という言葉を当てるのを忘れないようにしましょう。
そして、もう一つ。頭ではわかっている、そんな事は起きない、限りなく確率の低い事だ。と言い聞かせてもダメならば、逆に「じゃあ、起きたらどうしたらいいのか?」という質問設定をしてみましょう。
何らかの対応策が一つでも見つかれば、それは無為に怖がる必要もないのかもしれません。
またそんな思考に苦しんでいる時、あなたの尊敬する人や、大好きな人、または架空の人物でもいいです。私でもいいですね。
あの人ならどのようにして乗り越えるだろうか。
どのように考える、思うだろうか。
という質問です。
これは今、非常に自分中心の思考で溺れている状態から、あなたを浅瀬に引き上げるキッカケを作ってくれます。
他にも対応策、考え方はちゃんもある…そんな気付きがあなたの中に生まれてくると、こうした不安は和らいでいきます。
不安は見えない、わからない、未知の恐怖だからこそ、生まれる感情です。
この見えない何かを少しでも輪郭をハッキリさせていくと、不安感を冷静に受け止めることができるようになります。
ただしまったくゼロにしようとしないこと。そのような策略で、今の事を行えば、それはまた同じ繰り返しになってしまいますからね。
落ち着かない時間ではありますが、浮かんで通り、時間の経過に任せるという、クレア先生の言葉も思い出してくださいね。
このような出来事は、挫折ではありません。
こうした苦い体験をその都度、こうして質問やカウンセリングを受けて修正していくことが大切な学習なのです。
あなたは大丈夫です。焦らずやってみてくださいね。