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Q36:予期不安とパニック発作との付き合い方

もちひめさんからの質問


先生のブログでも、先生おすすめの本でも、日々勉強、実践しています。

 
質問させてください。
 
よく、症状や発作、不快感に対して何もしなければ20分ほどで落ち着いてくる。
とか、アドレナリン分泌には限界があるとか耳にします。
 
個人差もあるんでしょうけど、
バーっと強烈な発作がきて、スーっとひいていき、あ、もう今日は大丈夫だろうな。と感覚的?に分かる時と、
 
バーっと強烈な発作がきて、
何もしないでいるつもりなんですが、
全然おさまらない、小さくなったと思ったらまたバーっとくるバージョン。
 
いつもと違うのも起こる。
起きただけ。
としたい。のですが、
 
何もしないでいる。今やることに目を向けてたはずなのに、崩れちゃうのが悔しい。
 
アドレナリンの仕組みをもっと知りたいです。
 
場所、状況、第2の恐怖を付け加えてる時はアドレナリンの放出が止まらない?
 
 
付け加えてるつもりは全くないのです。
何もしない。
が、出来てるか分からなくなる時があります。
 

回答


神経を興奮させる要素は色々とあります。
体内の興奮物質であるアドレナリンの話うんぬんは、確かにそれは一つでクレア先生の不安のメカニズムにも触れられていますが、数ある要素のうちの一つの例えですから、アドレナリンうんぬんに、こだわらないでください。
 
アドレナリンを自らの力でコントロールはできません。
 
要点は自らの神経の興奮は、第一の恐怖と、第二の恐怖の区別、そして、それに対する対応にあります。
 
区別に関しては、自分の中の言葉で簡単に判別がつきます。「あー、どうしよう、⚫️⚫️になったら…」といった言葉が出てくると、いよいよ第二の恐怖がわんさか湧いてきている頃です。
 
というより、正常な反動としての恐怖感の後、人はそれをコントロールしようとします。そのコントロールしようとする動機が、もう第二の恐怖を作り出すネタになります。
 
「何もせず、そのままに…」は原則です。
 
しかし、それは完璧には不可能です。
起きている状況を「問題」としている以上はそれは無理なのです。
 
何もせずに、そのままに…は、何がどうなっても、そのまま浮かんで通り、時間の経過に任せること。その最中に起こる、ナニモノにさえも、また浮かんで通り、時間の経過に任せること。
 
今起きていること、何もかもをそのままに。
そして、そのままにできないでいる状況に対しても、何もせずに、そのままにできないでいる不安定な状態のまま、浮かんで通り、時間の経過に任せるということ。
 
それが「何もしない」ということです。
その結果としてアドレナリンうんぬんがあるだけ。
 
頭がこんがらがってくるとは思いますが(苦笑)
戦えば戦うほどに、事は荒れる。
まぁ、落ち着け。よくみてみろ!
すべては美しかった…ということです。