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Q37:予期不安の正しい対処がパニック障害克服のカギ

ぽこちゃんからの質問

前回、ちゃんとやっているからこその葛藤と題名をつけていただき、回答していただき、とても勇気付けられました。
 
何度も読み返し涙したのを覚えています。前回、質問したとき実は妊娠初期でした。
 
現在は出産も終え、子育てに奮闘しております。あれから出産に対する不安は色々あったものの妊娠中は、比較的、体の症状も落ち着いて過ごせていました。
 
このまま出産して、頑張って育児するんだ!出産を乗り越えたらしあわせな日々が待っているんだ!そう願っていました。しかし出産2週間後ぐらいから急に具合がまた悪くなってしまいました。
 
ホルモンバランスが崩れたことも関係してるのか、自分がごっちゃにしているのか。こんなんで育児がつとまるのか、しんどかった時は絶望感でしかありませんでした。
 
不安感、恐怖感、あの嫌な感じ!
たった一回の不快な感じを、ひきづっている自分に嫌気がさしてきてしまいました!
 
毎日毎日、予期不安と戦ってしまい、戦ってしまうからいけないことも、全部頭ではわかっています。ですが、きちゃうとダメです。
 
 
やっぱり怖い!息ができない!と焦りアタフタ!ただただ怖いです。
 
私に何かあったらこの子が心配!
 
この子に何かあったらどうしよう!
 
不安要素を見つける天才なのでは?と思うほどです。
 
育児が大変なことよりも(育児は大変だけど、頑張れる)それよりこの症状が辛くて辛くて、不快な症状に耐えながら我慢しながら育児していたら、鬱になってしまうんじゃないかと、今日は怖くなってしまいました。
 
何十分、何時間後かには、平常心な自分がいつもいる!大丈夫!発作、くるならきてみろ!とか思ってましたが、実際は足は震えるは全然ダメで。
 
 
気にするから具合が悪くなるのか。
具合が悪いから気にするのか。
前者だとわかっていますが
今日はどうしても辛くなってしまい、ついコメントしてしまいました!
 
まとまりなく申し訳ありません。
 
鬱にならないように頑張らなくちゃって日々頑張っています!鬱状態になってしまっていた場合、自分でわかるものでしょうか。このまま、どんどん悪化していき、鬱になり、育児が出来なくなるのが怖いです。
 

回答


何から何までわかってる。
自分がどんな状態に陥っているのか、罠にハマって、自ら苦しみを与えているのもわかっている。
 
でも!
でも!でも!
辛いー!
 
そんな時、ちょくちょくあります。
とっても気分的にも滅入りますよね。
そんな時期に、「それも回復への過程です」と言われていても、そんな慰めは辛いときには、あまり入ってこないと思います。
 
そのような時は、思考がフル回転しています。
どうにか自分を納得させようと、あらゆる理由を考えようとしています。
 
でも、もう思考回路がオーバーヒートしている時なので、クールダウンが必要なんですね。考えて解決させようとしても、それは逆効果なんですね。
 
でも、私たちは考えることを止めることがなかなかできません。
 
取り留めのない考えの渦に自分がいることを、再確認すると共に、それらと一緒になって浮かんで通りながら、今の日常をこなしていく毎日を過ごす、時間の経過に任せていくことだけ。
 
そんなことやっていても、何も変わらないじゃないか!と言いたくもなる気持ちもわかります。
 
だって、そんなの退屈だしね。
「退屈はイヤ!何かしなきゃ!」があなたのモットーではないですか?
 
最高です!
私もです!
 
でもね、大切なのは、予期不安、止まらない思考との、程よい距離感を日常を通して、微調整し「適応力」を高めていくことなんですよ。
 
その結果として、予期不安や、いらぬ思考、果ては発作症状が以前より発生しなくなったり、ダメージを受けても引きずらなくなってきたり…そんな変化が現れてきます。
 
回復の一歩手前まで、不快なものたちが有るか無いかで、回復を図ってはいけませんよ。
 
先生……そんなことはわかってる…
 
そう!
 
わかってる!
 
わかっていても!
 
…なんだよね、みんな。
 
あなたは文面で「奮闘」「頑張る」という言葉を使っていますね。
 
そう、何もやってないわけじゃない。
その結果、出産だってできた!
それはすっごい事です。
 
そして不安を見つける天才なのでは?と、ご自分をディスってますが、これはある意味で才能なんですよ。冗談ではなく。
 
子供に必要なのは安全、安心であり、そんな居場所。
ちゃんと育てたいと想いがあればこその、不安だったりします。不安を見つけておくことも大事。
 
子育てにも奮闘の毎日でしょう。
子供との関係は、まさに発作症状との関係性と同じで試行錯誤。引いてみたり押してみたり…
 
今は、ちょっとねアクセルの踏みかたが強すぎるのね。ベタ踏みなわけ。
 
少しアクセルを緩めてみましょう。
緩めかたがわからない!
そんな時は緩めてみよう!
そう思うだけでも大丈夫。
 
のんびりできたら、いいのにね。
いつも、何かしなきゃ…に迫られてるでしょ?
それはずっと前からだよね、きっと。
 
大丈夫!
私もそうだから。
そして今だに!
 
でも、今日のあなたのように、自分を客観視できる力が身に付いてきているなら、鬱の心配は無用です。
一年前と比較してごらんなさいな。
出産までした自分をもっと誇らしげに思っていいんですからね。自信を持って大丈夫。
 
もはや回復は手中にあり!
 
試行錯誤、紆余曲折、ジタバタ右往左往しながらも、時は進みます。でも、今はそこを浮かんで通り、今に自分を戻しながら時間の経過に任せていく、委ねていく時期ですよ。