Q48:回避行動がパニック障害を慢性化させる

ポンタさんからの質問

私はいつもパニック障害の症状が出そうだなぁ…とばかり考えていると不安感に襲われるのですが、今朝何も考えてない時にパンを食べながら血の気の引く感覚になり不安感が一気に押し寄せ焦りました。

こんな事ってあるんでしょうか? 

最近仕事を辞め、一日中ダラダラしています。
家事をすませたらほぼこたつで過ごしています。
運動しないと身体の調子も悪くなってるのでしょうか。今日はびっくりしてしまいました。
 

回答


このご質問に対する回答は、とてもシンプルです。
 
結論は「YES」です。
今までは何かしらの予期不安を感じていた時や、状況として、とても無理そうな場面で起きてきました。
 
しかしながら、パニック障害。
ある日、突然何もないのにドッカン!と出ることがあります。
 
原因は特にありません。
そんな日だったのです。
そんな体験をしただけなのです。
それがパニック障害なのです。
慢性化してくると、こうした事が頻発してきます。
 
そこで皆、ビビりまくり回避行動に入ります。
仕事を辞めたり、日常生活の行動範囲をほどほどのものにしていったり…生活の質をガラッと変えてしまいます。
 
悪循環の始まり…
 
そんな対応こそ、パニック障害の思うツボ。
今のあなたは、ドツボにハマりつつありますよ。
コタツでゴロゴロもいいですが、それは程々に。
やるべき事があるわけですから、そこはキッチリと。
 
運動もいいでしょう。
ともかく動く!アクション!