きくさんからの質問
自分を実況して日々行動練習をして、ちょっとずつ買い物ができたりしてきたのですが、帰りの際に症状がきそうって思い、怖くて逃げるようにかえりました。
わかっているんですが、まだ結果や症状にとらわれている自分がいます。
いけてる時は普段から体調もよくなりますし楽しいのですが、いけなかったり恐怖を感じたりすると普段の生活でも体調が悪くなっていきます、今は買い物どころかちょっと家をでてすこしあるいただけできつくなります。
この場合なにをやっていけば、また最低限買い物できるまでにもっていけますか?
回答
結論はイエスです。
まずは最低限、買い物ができるまで持っていくことです。それ以上でもそれ以下でもありません。
日々の行動練習は、症状を起こさないように行動練習するのではなく、あえて、そんな状況を引き起こしつつ、行動範囲、滞在時間を長くしていき、そこでの目的を遂行していくことに意味があります。
そうした繰り返しで、これが起きたら「できない、無理」の思い込みを、そうなっていても「できなくはない、やれている」にすることです。
練習の結果が期待した通りにならずとも、そこに分析や解釈はする必要はなく、ただそれは「起きた」出来事として受け入れ、淡々と浮かんで通り、「今日はそんな日だった」としてだけ受け入れていくことです。
「やったけど、まだこうなんです」
みなさん、そう言いますが、その結果さえ強い関心を持つ必要もありません。みなさん、そこに強い関心を持って分析モード、評価モードに入ってしまうからこじれてしまうのです。
すべては「今のありかた」です。
それのみ。
私の方法は大きな発想の転換が必要です。
日常的に起こる問題に対しての、それが普通な問題の解決法は、心の問題に関しては裏目に出ます。
原因分析は今や心理療法でも、かなり古典的。
底を探れば探るほど、砂は舞い上がり、水中を濁す結果となり進められません。
またカウンセリングを受けてみてくださいね。
お待ちしています。