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Q79:「ちゃんとしなきゃ」が、自分を苦しめる

みっけさんからの質問

 

こんにちは、先日相談に乗っていただいたみっけと申します!

また、違うことで不安になっているのでこの場を借りてご相談させてください。

それは、私は現在、仕事を始めたのですが、絶対に代わりがきかず、休めない仕事だとゆうことがわかったのです、アルバイトですが、やすむにしても代わりの人がいないと休みにくい職場なのです。

以前、軽い胃腸炎になり休ませて欲しいと電話したところ、困るなぁ、絶対に来れない?と言われ←絶対に行けなくはなかったのですが。

何回もトイレに行ってもいいのなら行きますといって、出勤しました。仕事自体は覚えてしまえば誰にでもできる簡単な内容です。

だけど、急に今月はシフトをたくさん入れられ←希望よりも多くなってた←ここで強迫観念勃発笑。

もし、風邪引いたらどうしよう、さすがに高熱が出てそれでも来いと言う会社ではないと思いますが、今週は5時間半が4回もあるんか。自分大丈夫か!と、ぐるぐるが始まってしまい、夜も眠れない状況です。

本当は急な用事でのお休み対応しますみたいなところもありますが、小さい子供がいるわけもなく、困っています。

仕事に対してのプレッシャー(代わりがいない)不安が大きくなっている場合、どういったモチベーションでいればいいですか?

会社に迷惑をかけてはいけない一心でお薬を飲んで、とにかく穴を開けないようにしてるのですが。

私なんかよりもっともっとプレッシャーの中で働いている方はたくさんいらっしゃるのは分かっているのですが、どうか富樫先生のご教示まっています、よろしくお願いいたします。

 

 

回答

 

 

仕事を始めて、わかってしまったことが、あなたにあったんです。

 

「絶対に代わりがきかない」

 

「休めない」

 

そうした条件を不安視しているのは、過去の胃腸炎の体験からです。

 

今回も、以前のような体験を繰り返してしまうのではないかという不安がそこにあります。

 

先の見通しが立たない状況は、不安障害の人にとっては大変恐怖で、コントロールしよう、しなければと必死です。

 

しかし、それが悪循環の元。そうして思考に時間を費やし、毎回のように繰り返す言葉の数々が、やがて、実際に起きてもいないうちから、すでにその渦中にいるような感覚へと錯覚していきます。

 

その症状、不快感につられて、また思考を使ってコントロールしよう、納得しようと必死です。

 

しかし、「仕事」という事実は変わりません。目まぐるしく、自分自身の妄想の中でクルクルと変化させて、振り回されているのです。

 

それが今のあなたとなります。

 

実際にどうなるかは、いくら策を練って取り組んでいても、微妙に異なってくるのが当然です。体験する前から完璧な策で守ることはできません。

 

何度かの体験を繰り返しながら、軌道修正し精度を高めるより他はありません。しかし、あなたはその微妙な違いさえ、コントロールして、しっかりと見通せるような状況にしようとしているのです。そんなことは不可能です。

 

実際に体験して、その時々に修正するのであれば、その時に頭を使いましょう。

 

起きてからでは遅いんだ!と思うのかもしれませんが、起きる前から立てられる対策は多くはないということです。どちらにせよ軌道修正を迫られます。

 

こうした構図が自らの不安を急き立てていることをまず理解、受け入れましょう。あなたの中の「ちゃんとしなきゃ」を少し緩めた方がいいようです。

 

「迷惑をかけてはならない」というのも強い思い込みです。それが迷惑か否かは相手が決めることです。

 

「代わりがいない」というのも、実際は代わりはいます。ただ会社側としてはあなたが必要なのでしょう。そして休まれて困るのは先方のとらえ方です。

 

あなた自身が、その期待を裏切りたくない、裏切ることによって、相手との気まずい雰囲気を感じたくないということも不安、プレッシャーにとらわれている大きな理由になっています。

 

あまり虚勢を張りすぎないように。

 

あなたに意識してほしいことは…

 

①懸念していたそれが起きた時に、その時の自分がどうにかします。自分を信用しましょう。

 

②あなたが思うほど、会社はあなたがいなくなることで立ち行かなくなることはありません。

 

③あなたに対する期待が、大きいと感じるのであれば、それはあなたが常にイエスマンであり、期待に応えようと必死になって、抱え込み、元来の頑張り気質で乗り越えてきた経過もあるのかもしれませんよ。

 

④ノーも言えない環境下での職場は、今やブラックです。お客様が大事なんだから!と連呼している会社ほど、従業員を大切にしていない傾向があります。あなたはノーいう勇気をもちましょう。

 

⑤あなた自身が断ること、期待を無碍にすることに罪悪感を感じ、それが不安の一部となっていないか、冷静に考えてみてくださいね。