もかさんからの質問
この間はカウンセリングありがとうございました。最近気分の波が、不安の感情が激しいです。
お盆休みは家にいても、不安がおそうときもありましたし、お盆明けの仕事で不安増えるかな?とか思っても、その日は結構フラットな気持ちもあったり。仕事終わる頃にはざわざわ感だったり。
原因はお盆明けのリズムとか、最近不調続きとか、思いあたることもありますが、本当にわからないこともあります。
とりあえず不安感、動悸、胸騒ぎ…。今年は久々に多くて不快に感じます。そして、丁寧に実況をするほど感情に敏感になってる気もします。
不安、不安感、罪悪感をはっきり感じやすくなったりとか。それを直面して、感情をありのまま不安を感じているよ、と実況してます。
仕事でざわざわ感がありつつも、人と話すのもよくあり、「ざわざわ感があるね。ちょっと大人しくしてよ。」と思ったりします。
仕事でざわざわ感がありつつも、人と話すのもよくあり、「ざわざわ感があるね。ちょっと大人しくしてよ。」と思ったりします。
昨日はなかなかおさまらず、不安感、動悸が長く続きました。予期不安に気づく→今に戻す→でも予期不安がそれでもか!と、入ってくるのが止められない感じで仕事をしていました。
うまくまとまらずすみません。
実況のやり方が丁寧すぎるんでしょうか。感情に巻き込まれているような、変な感じです。
うまくまとまらずすみません。
実況のやり方が丁寧すぎるんでしょうか。感情に巻き込まれているような、変な感じです。
回答
とりあえず、「これは何なのだろうか…」と心の中でつぶやくような問答はやめにしましょう。
考えだせば、それなりの答えは出てきているわけですが、それが確定、正解とは限りません。 その答えに反応して、またそこから枝葉を伸ばしては、考え始めてしまうわけですからキリがありません。
回復への過程では、このような経過が当たり前です。そうなってなお、ジャッジせず、分析に時間をかけることなく、そのままにしておきながら、つまり浮かんで通りながら、日常をこなし時間の経過に任せていくのです。
それと…実況の仕方が間違っています。
「それを直面して、感情をありのまま不安を感じているよ、と実況してます」とありますが、「不安を感じているよ」は主観的です。
正しくは客観的スタンスに立つことです。
「不安を感じて、とらわれていることに気が付いているよ」が正しい実況の仕方です。不安に気付いて、自分がどうなっているのか、そして、そんな自分に「気が付いているよ」と文体崩さず行ってください。
それと、もかさんは書いています。「ざわざわ感があるね。ちょっと大人しくしてよ。」と思ったりします。
⬆︎とありますが、これは実況ではないですよね、単なるボヤキです。
これは受け容れではありません。
直面から逃れようと必死なだけです。
どうしても言って聞かせたいならば、こうやります。⬇︎
「ざわざわ感にとらわれ、大人しくしてほしいと思っている自分がいることに、気が付いています」です。
また実況中継は症状や予期不安を取り去るためにやるのではありませんよ。あくまで過去の記憶や、この後の予測など、思考が今から離れていることに気付き、今に戻すだけです。
もちろん、戻してもなお頑固に予期不安は湧いてきます。しかしそれに取り合わず、つまり戦わず、その状態を、しばらく浮かんで通り、時間の経過に任せて、ほっとくことが大事です。
「それがほっとけないんです!」と言われるかもしれませんが、そんな時は、「よっぽどどうにかしたい、しておきたい気持ちが強いことに気が付いています」です。
ほっといても、ほっとかなくても変わりません。
コントロールができないものに、いくら執着しても変わりません。
実況中継については、再度ブログの「実況中継について」のテーマ記事(100超あります)をザッと読み直しましょう。復習は大事です。我流はいけません。