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Q97:運転中の突然の目眩から、学びを生かせているかチェック

らすかるははさんからの質問

 

以前運転中に目眩がして、ヤバイ!と思ったらその後動悸や過呼吸になりました。色々と検査もしましたが異常はないです。

 

運転中にそうなったので、運転が不安に感じます。朝の時間帯、子供を学校に送る時なので、同じような状況での運転を考えると家にいても常にドキドキしてしまいます。

 

それにあたり、運転して買い物に出かけても、一人で運転して帰らなきゃいけないんだと思うと、またドキドキして。先生の不安に対してのアドバイスは他の方の質問を参考にさせて頂いていますが、行動療法は慣れではないのですよね?

 

仕事も復帰予定なのですが、途中で具合が悪くなったらどうしようとまた不安に感じています。予期不安?ばっかりです。どうぞ、アドバイスよろしくお願いします。

 

 

回答

 

 

思ってもいない、突然の目眩。

そして、その場ではあってはならない状況下。

ヤバイ!→からの動悸、過呼吸。

 

今回のあなたの経過です。

 

動悸については、人が驚いた時の生理的な反応であって、いたって正常です。過呼吸についても、ヤバイ!という言葉に引きずられ、状況からみて当然の恐怖反応でもあります。人により反応の度合いはさまざまです。

 

もちろんパニック症状として、もともとそれらを持っていれば、正常な反応ですら、神経が過敏なので大きく強く症状を感じます。

 

検査をしても「何でもない」と言われても、あのような場所で起きてしまったショックは大きく、車無しでは生活ができない状況下で、いったいどうしたらいいのだろう…

 

もしかしたら、たまたま、一度きりの目眩だったにしても、その可能性を頭に浮かべるより前に、第二の恐怖を付け加えてしまいました。

 

子供の送り迎え、一人で運転する時など、同じような状況下で、またあれが起きたら…は全部第二の恐怖です。

 

予測はすべて第二の恐怖になります。

 

しかし実際にまた起きたら?

起きてからでは遅いではないか!?

そう思うかもしれません。

 

でも考えてみてくださいね。

予測できることなど、実はそれほど多くはなく、起きる事は予想外の事がとても多いものです。特に人の体調はそうです。皆予想外のことを一度体験してから、そこを学びとして今後に生かしながら、予想外を減らしていくだけです。

 

今回の体験を怖れにするか、再度起きた時には、どうするのか。

 

その二択によって、今後が左右されます。

パニック障害ではない人は、一般に怖れに執着せずに、後者の選択をし、時間の経過で何事もなく終わります。

 

実際に、私も数年前に同じような事が起こりました。ほぼ、あなたと同じような体験です。そしてそれ以来、目眩は起きてはいません。もちろん怖れに執着せず、後者の選択をしています。

 

あなたは、今回の車中で起きた目眩をどのように対処したのでしょうか。どうすれば良かったと思いますか?今後、万が一にも起きた時には、どうしますか?今回の体験で生かすところを探しておきましょう。足りないところは補えばいい。もちろん車を運転しない事を選択しない事は大切ですよ。

 

そして、今回の体験で仕事復帰の事にまで、第二の恐怖を広げてしまったことについても、その予測は、その時の自分がどうにかする事であり、先回りしてコントロールしておこうとしても、それは無理というものです。

 

車の運転についても、仕事についても、あなたにとって、大事なこと。大事なことゆえに、こうした事が起きてはならないし、そうどこかで願ってきた事と思います。

 

そしてそれが起きてしまった事は大変なショックだったかもしれませんが、今回の体験もパニック障害克服の過程で訪れる可能性のあった、ライフイベントの一つです。

 

「神様のお試し」と捉えた場合、どう今後に活かすのか。そちらにフォーカスしましょう。

 

しばらくは、浮かんで通り時間の経過に任せる事。その間付け加えられてしまう第二の恐怖に気付き、実況中継をお忘れなく。

 

あの時の体験や、万が一の事態を毎日の生活の中で思い浮かべ続けないように心がけて下さいね。それでも浮かべ続けてしまった場合はどうするのか?ブログをしっかり読んでいれば、十分にわかるはずです。しっかりと復習をしてみましょう。