悩みは、メガネを外してボンヤリとさせておくとよい

 

🔴私の視力

 

皆さんは視力はいいですが? 私は近眼です。メガネとの付き合いは、高校生の頃から。もうかれこれ30年以上になります。

 

今や裸眼では0.1ほどなので、メガネなしでは生活できません。

 

ましてや、ここ数年は老眼も進み、メガネも遠近両用にバージョンアップ。

 

「見えない」という不便さを日常生活で実感するのは、特に老眼になってからです。

 

ところが最近、コロナウイルスの影響で、マスクを付けるようになって、メガネが曇る不便さを感じるようになりました。

 

なので、面倒なのでメガネは外出する時は外しているんですね。

 

そして「見えなくなる!」という不便さにストレスを感じると思っていたんですが、意外に思わぬ効用があることに気付きました。

 

今まで、あまり目にはしなかったボンヤリした外の世界…

 

 

🔴ぼんやりの効用

 

最近、外出していて、心が穏やかなことが多いことに気付いたんです。

 

一つ理由があるとしたら、メガネを外したことかもしれないってことで…

 

外を歩くとわかると思いますが、人の服装や顔、行動など、「他人の素振り」にどうしたって目が向いてしまう時ってないですか?

 

パニック障害の人なら、他人の素振りに影響を受けてしまうのは、結構な「あるある」だと思うんですよね。

 

そんな他人の素振りに影響を受ける自分がときどきいて、そこからその人の心の奥底、思惑まで想像している自分がいたりしてね。これはもはや習いグセのようなものかもしれない。昔よりは全然疲れないけれど。

 

勘違いしないで下さいね。

カウンセラーだからといって、心穏やかな毎日を送っている訳ではありませんよ。人間関係の距離感で疲れることだってあります。

 

今や他人の素振りをみても、不安になることはないけれど、街の雑踏を歩いてると、モラルに反するような事をしている人に目がいってしまう時があるわけです。

 

そんな時、なんかイライラしてる自分がいたりしてね。

 

人はそんなにノーテンキではいられないんですよね、そもそも。ましてやパニック障害が治ったって、すごい人になるわけではない。

 

ただ、どうしたって他人や物事から影響を受けてしまう「人間」が、どのようにして、それをスルーするのか、それがシンプルに大事だと思うんですね。

 

 

🔴スルースキル

 

自分がパニック障害を克服する過程で学んできたのは、「何事にも動じない、影響を受けない強い自分」ではなくて(ここ重要です!)

 

「直面して、受け容れ、浮かんで通り、時間の経過に任せる」

 

一言で言えば「スルースキル」ってやつですね。

 

パニック障害を治すには、この「スルースキル」って大事なんですよ。(スルーと言っても無視とか回避ではありませんよ)

 

でも、そのスルースキル、身に付けるためには訓練が必要です。

 

それはメガネを外すことだった!

 

もちろんメガネを掛けていない人にとっては、論外な話ではありますが…

 

メガネを外して、ぼんやりとした世界に身を置けばいいだけ!

 

……(苦笑)

 

ボンヤリとしか、人の素振りが見えないってことは、単なる回避なんじゃ…

 

そう考えた人は大正解!

 

でもね、ここから一歩進んで、この「ボンヤリ」だけを取り出してみたとき、わかることがある。

 

 

🔴スルースキルの目指すところは

 

あらためてわかったのは…

 

何事も「見すぎるな!」ってことなんです。

 

見すぎて、知りすぎて、自滅ってこと、あなたには無いですか?

 

見ること、知ることが大事だと言っても、余計なものまで探りを入れてしまう私達…

 

メガネを外して、ぼんやりとした世界を見たとき、あらためてボンヤリとさせておくって、大事なんだなって。

 

ボンヤリさせておくこと、これが「スルースキル」。

 

メガネを外してみて、あらためてスルースキルの大切さを感じます。

 

「見すぎるな」

 

ボンヤリとさせておくって、けっこうラクかもです。