パニック発作の怖れを安心に変えるための方法

 

🔴あなたは、腕の立つスナイパー

 

パニック障害を患うと、いつも自分を監視していくようになります。

 

いつまたパニック発作が出やしないか、毎日ヒヤヒヤしながらの生活をしている人もいるでしょう。

 

毎日、自分の僅かな感じ方、不快な兆しを捕らえようと必死ですよね。

 

腕の良いスナイパー(狙撃手)のように、ちょっとした揺れ動きに敏感です。

 

 

🔴「しちゃいけない!」ではない

 

何か不安が持ち上がると、つい考え続けてしまうことってありますよね。

 

「単なる思考」であることは分かっているのに「万が一を常に考えてしまう癖」から抜け出すのは、なかなか容易ではありません。

 

そうした時、どうしても変わり映えしない自分を嘆いてみたり、分かっているのにやってしまうことを否定し、責めたりする人がいますが、それは思考を鎮めることには結び付きません。

 

 

🔴正しい対応とは?

 

そんな時に自分の思考を止めようと、躍起になって戦わないでください。

まずは「戦っている自分」に気付きましょう。

 

そうした状態にある自分自身を悪いことだとジャッジせずに、ただ、そのあるがままの状態を受け入れましょう。

 

その時の、あなたは単に「そんな出来事を体験しているに過ぎない」のです。

 

 

🔴実況中継

 

思考の悪循環から抜け出すには、自分のありさまを実況中継して、「今ここ」へと自分を引き戻していきます。(実況中継のセリフが、いざとなると頭真っ白になって言えないと悩む人がいますが、そんな人はメモに書いて、ソレを読めばいいだけです。実際に私もそうやっていました)

 

「私は今、思考にとらわれて、不安になっています。そんな自分に気が付いています」を基本構文として言ってください。

 

そして「でもさ、そもそも今、何をしてるんだっけ?」と、目の前の「今ここ」への行為へ自分を引き戻します。

 

それでも考えが止まらない!と焦る人がいると思いますが、この実況中継は思考を止めることにあらず。ここは再確認どころですよ。

 

その後の「思考の巡り」については、「心配は先延ばしにしておこう」と自分に伝え、しばらくはその思考と共に、今している事に自分を戻して下さいね。

 

その間のあなたは「浮かんで通り」、「時間の経過に任せる」という状態となります。

 

 

🔴今が、一番の安全な場所

 

思考が暴走すると、「今ここ」に自分はいません。

 

過去の苦い記憶を思い起こしたり、このあとの展開(未来への予測)を漠然と想像してしまいます。

 

もはや、事実は過去や未来にはありません。

 

過去は記憶であり、未来は想像でしかない。

 

何が起きているのか、事実は今にしかありません。

 

そして実は、「今」が一番安全なのです。

今は何も起きていないのです。

 

起きているように感じているのは、毎日のように頭の中の出来事を、思考でリアルに描いているからです。

 

現実の今は、あなたの頭の中より、はるかに安全なのです。