不安は不安を思い起こしたときだけ

 

🔴思い起こしてしまうと感情が湧いてくる

 

感情が揺さぶられる時って、それを「フッと思い起こした」時だったりします。

 

この「思い起こし」から、しばらくその中身に関心が向いたままになるってよくあることです。

 

感動した映画を見終わったあとや、大好きなあの人とのデートを終えた帰り道…ハッピーな余韻に浸れるなら大いに結構なことだと思います。

 

しかし、それが自分にとって、不都合なことだったりすると、そうはいかない。

 

「いつも頭からその事が離れません」が悩みのネタとなるのです。

 

 

🔴気付いたから恥ずかしい

 

先日の外出の帰り道のこと…

 

着ていたスーツのズボンの色が、背広の色と違っていることに気付きました。上が黒、下が紺。しかも柄も若干違うのです。

 

一見すると気にするほどではないと思いきや、自分の中では「こだわり」ポイントだったために、気になって仕方がないのです。

 

自分じゃ「ありえない」選択なわけです。

 

朝は気付かなかったスーツの色違い…

しかも、よくよく考えたら、ここ1ヶ月ほどの組み合わせ。つまり、気付かずに、ずっとこの配色で毎日外出していたわけです。

 

気付かずにいたら、居心地の悪さも、恥ずかしさも感じなかったのに、気付いた途端に穴があったら入りたい気持ちにまでなったのが、自分でも面白い。

 

 

🔴そんな事実は元々ない?

 

感情の揺さぶりって、それに「気付いた」時から始まります。気付いていなければ、つまり忘れていれば、なんてことはない。

 

気付いたから、自分の中の「事実」になっただけ。

 

でも、それって、ある意味においては気付かなければ事実ではないのかもしれない。

 

…ってことは、本当に不都合なことなんて、この世の中にあるのだろうか…

 

などど思う時があるのです。

 

 

🔴不都合な事実

 

自分が決めた「不都合」があって、それに気付けば、あたかも「不都合な事実」として認識され、気付かなかれば何事もなかったかのように生活している私達。

 

今、抱えている悩みは、あなたにとっては「不都合な事実」。

 

でも、それが事実であると認識し、感情が動揺するのは、あなたが「思い起こした」時だけ。

 

それをあなたは、どう考えますか?

 

 

🔴「気付き」をもって感情をフラットにする方法

 

事実は思い起こした時だけに存在するんだとしたら?

 

でも思い起こしてしまうのは不可抗力だったりするわけですから、思い起こさないようにする事は不可能かもしれません。

 

であるならば、やる事はいつもと一緒。

 

「気付いていくこと」

 

不安な事を思い起こしてしまったら、良いか悪いかの判断をすることなく、「この思い起こしが、これからの私の不安を作り出していくのね」と気付きを入れましょう。

 

この場の知的理解で終わらすのではなく、このシンプルな気付きを、思い起こしの場面で投げていきましょう。

 

これから感じるであろう不安は、まさにフッとした思い起こしから始まっているに過ぎないことを自覚しましょう。

 

中身は真実というよりはマンネリ化した冴えないストーリーです。

 

これが「気付き」によって、「思い起こしによる感情の揺さぶり」からの被害を最小限に抑えるシンプルな方法です。