朝のひどい落ち込みについて

 

🔴体調に引きずられる心

 

ここ2年ぐらい、朝になっても疲れが抜けていない事が多くなってきました。年齢のせいでしょうか…マットレスの仕業だと単純に思いたいのですが…

 

心って体調に引っ張られますよね。心が安定している時って、けっこう前向きだし、人から言われたアドバイスも素直に実行できたりする。

 

計画も思い通り、人への思いやりも、イエス・キリスト以上…とっても余裕がある時って、自分にも他人にも、とても優しくできたりします。

 

でも時として起きる体調の悪さに、心は萎えがち。思うようには動けないものです。めちゃめちゃ悪魔な思考へと変わり果てるものなのです。

 

 

🔴私の朝の体験

 

過去だいぶ昔、パニック障害を患っていた時の話。私の朝の具合いの悪さは最悪で、全身の脱力感と、胃の不快感、手のしびれ…そんな体調に引きずられた心は当然、あらぬ予期不安を生み出すことに。

 

毎朝のように朝の体調確認が始まるようになり、朝の体調と気分で1日のスケジュールを決めるような状態でした。約束のドタキャンは当たり前。立てた計画は先延ばし、ともかく安静を決め込み、心身の安定を取り戻すことに必死でした。

 

「そうならないとダメ、そうなっていないと動けない、できない」

 

そんな決め付けが、朝の「監視活動」を習慣化させました。

 

パニック障害になると、朝の体調、気分にとらわれる人は少なくありません。

 

私のように朝の体調への隅々の監視活動によって、当然、わずかな不具合が見つかり、あっという間に思考が暴走。気分もその思考に引きずられて消極的に。あなたもそうじゃないですか?

 

見つけようとすれば、それは見つかってしまうのです

 

 

🔴朝の体調への対応方法

 

そんな人へアドバイス。

ともかく前日の準備が肝心。

翌朝いかに快適に目を覚ますかではなく、朝は体調と心が最悪であることを想定し、そんな状態でありながらも、起き出し、必要なことをやっていけるように、自動化しておきましょう。

 

着る服は枕元へはもとより、朝食のカップや皿など、ともかく、「あー、だるい」などと毒付きながらでも、動いていくために、朝の気だるさをそのままにして動ける準備を前日からしておくのです。

 

 

🔴気分ではなく、目的優先で

 

私の場合は、辛いときは歯を磨くのすら億劫でしたから、前日の夜から歯ブラシに歯磨き粉をつけておきました。食べるパンも皿も、飲んでいる紅茶もすべて食器棚ではなく、テーブルにセット。着る服なども枕元へ。ともかくスムーズに、なるべく自動化、ルーティンを心がけました。

 

これって、やってる人は普通に習慣にしていることなのでしょうが、私のように、基本おおざっぱな人間には、縁のない行動ルーティンです。

 

もちろん、完治してしまった今では、ほとんどその習慣はなくなり、ひどいものですが…よく言えば、「行き当たりばったり」で良しとなったわけですね。

 

ともかくですね、朝の体調に気を配りすぎないようにして下さい。

 

血圧も含め、朝はボォーと気だるいのは、誰でも一緒です。朝から元気いっぱいはせいぜい、小学生まで。中学生ともなると、「だりぃ〜」とぼやき始めるんですから。大人になれば日々のストレスやら仕事でめいいっぱい。一生寝ていたいなんて思う日だって大人だったらあるものです。

 

パニック障害になると朝に限らず、常に体調に「安定」を求めるようになるため、日頃から「監視活動」をしてしまいますが、体調に対しては「関心を強く持たない」ようにしましょう。そうした関心の強さは、結局何か、チリっとした小さな違和感に気付くことに繋がりますから、神経過敏な状態にある今、あなたにとって百害あって一利なしなのです。

 

とりあえずは動く。シャンとしなくていい、気怠さを前面に出したままでいい、ぼやきながらでもいい。その気分のまま動く。そのための工夫をしてください。あなたの理想的な朝を、求めないこと。

 

どんな形であってもいい、目的に限りなく近付くための工夫を心がけましょう。

 

目的は気分良く、爽快に布団から出ることではありません。ただ布団から起き出し、大地に足をおくことです。そして毎朝のルーティンを淡々と開始することです。ただそれだけです。自分の理想はとりあえず脇においておきましょう。

 

 

🔴生活ルーティンの回復

 

心が病むと通常の生活ルーティンが崩れてきます。日々、回復の目安となるのが、平凡で、ナンテことない生活のルーティンです。これすごい大事なことなんですよ。アタリマエのことなんですが、パニック障害の回復は、ただここ一点ですよね。なにか、すごい強い自分とか、変わった自分を目指してはいけませんよ。

 

1日の始まり、ルーティンの出だしである朝。

体調の悪さ、意気消沈な自分が朝から出てくる人は、今回の話を参考にして下さいね。

 

朝から気分シャッキリなんて、目指さなくていいんです。そんな気分のまま、天井を見てボォーとした時間を布団の上で過ごさないように!

 

体調に強い関心を向ける前に、「エイ!やぁ!」と起きはじめ、「でも、ダリィ〜」とボヤきながら起きればいい。あなたの目的は、少しでも早く朝のルーティンを回復させることです。

 

ともかく、動くことが優先されます。

そして動くことで、気分は変わっていきます。

 

それが、なかなか難しい!

と思う人は「5秒ルール」を朝に限らず、日々の生活ルーティンとして設けるといいかもしれません。

 

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