実況中継は具体的な怖れの中身を言葉にすることが大切です

 

🔴パニック発作の怖れの構造を知る

 

パニック障害になると、歯医者や美容院、信号待ちの車の中、公共機関の乗り物、レジ待ち、映画館など、公共の場に対する予期不安が強くなってしまい、あらゆる状況が苦手となってしまいます。

 

「こんなところでパニック発作が出たらどうしよう」

 

みんな、そんな事を思うわけです。

パニック発作になることを怖れているわけだけれど、果たして発作自体になることを怖れているのか?

 

もう一歩、進んで自分の怖れに向き合ってみると、パニック発作への怖れの構造がよくわかってきますよ。

 

私がお勧めしている「実況中継法」のセリフも、単に「私は今、パニック発作を恐れていることに気が付いています」とするよりも、この本質的な怖れにフォーカスして行なっていくと、ステージアップしますよ。

 

 

🔴実況中継の質を上げるために

 

こんな質問を自分にしてみましょう。

 

「じゃあ、ここでパニック発作が出たとしたらどうなると思っているの?」

 

私の場合はこうでした。

 

「倒れたらどうしよう」

「吐いたらどうしよう」

「人に変な目で見られたらどうしよう」

「恥をかいたらどうしよう」

「自分の慌てぶりに気付かれたらどうしよう」

「人に迷惑をかけてしまったらどうしよう」

 

パニック発作への怖れの中には、このような具体的な怖れが含まれているのです。この怖れの中にある、これら内容を実況中継するのです。

 

怖れの具体的な内容を知ることは、とても大事です。これだけでも実況中継の質はグッと上がるんですよ。

 

 

🔴行動練習に不可欠

 

こうした事がわかってくる事こそ、あなたが実際の怖れの中身に「直面する」ことの第一歩となります。

 

パニック障害、会食恐怖症(嘔吐恐怖)など不安、恐怖症は行動練習が欠かせません。

 

「パニック発作が怖い」ではその後のアクションが取りづらい。行動練習の計画すら建てられません。

 

行動練習では、漠然とした怖れの中身の真実さを現場で直面して、観察、検証、修正していく方法です。

 

今回の話のように、あなたが抱えている怖れに含まれている具体的な怖れを明らかにしてみましょう。少し勇気が必要かもしれません。あらためて自分が怖いことがわかってしまうから。でも、この怖れと直面するためにも、具体的な中身を覗いてみないといけません。

 

こうした具体的な怖れを実況中継していく事で、間違って学習した行動と心理パターンを正しい本来のあり方へと変えていきます。

 

「実況中継って何?」とはじめて耳にする方は、私の古いブログ(アメーバブログ)の「実況中継について」というテーマ記事をご覧ください。テーマ記事の見方