辛い気持ちを探ってみると「比較」に行き着く

 

🔴比較に気付く

 

今、辛さを感じているのは、あなたが何かと比較しているからかもしれません。

 

過去の元気だった頃の自分と。

昨日まで、よかった体調と。

この前、ちゃんと出来たのに、出来なくなってしまったことと。

あの人は元気なのに、なぜ私は…と他人と。

 

ともかく一瞬にして人を不幸にできる魔法があるとしたら、「誰か」と、「過去」と比較すれば一発です。

 

「比較」は時に酷いダメージを負わせます。

 

 

 

🔴「嘆く」ことに時間をかけない

 

たとえばパニック障害克服のために、行動練習をしていても、期待した結果になる日はそう多くはありません。

 

しかしここで、「昨日の結果と比較」すれば、ますます「とらわれの身」となるだけです。

 

「昨日は上手くいったのに、今日は何で?」

 

となれば、原因探しが始まります。

原因は特にないのに。

 

また「以前の自分自身と比較」したとなれば、それはそれで、むなしくもなるでしょう。あなたに必要なのは、現状をまずは受け入れること。

 

「受け入れがたい、まさか自分が!」と思ってしまえば、「嘆き」に時間をかけるだけで貴重な時間が費やされてしまいますよ。

 

そして「昨日までの体調と比較」すれば、どんな人にも日々の体調の変化があることを忘れて、「なぜ自分だけがこんな酷い目に…」と自分の辛さにだけしか目が向かなくなります。周りを見廻す余裕など無くなってしまうんですね。

 

「あの人、昨日、あの時」と比べると、今の私は…と。

 

そう比較すればするだけ、現状を受け入れることができなくなります。

 

辛いですね…

 

 

 

🔴いったん受け止めてみる

 

パニック障害を克服するためには、「不安のメカニズム」のクレアウィークス先生も言っているように、現状に勇気をもって「直面」し、「受け入れる」ことがまず大事です。

 

比較しては、「なんで?」と嘆いている時間は、神経をますます疲労させます。虚しいかな、当然誰も聞いてくれません。

 

自ら牢屋に入って鍵を閉めることのないように。

 

今日起きていること、やってみた結果などに、期待した結果が得られなくても、それを事実として一旦うけとめましょう。

 

事実に直面して、受け入れるのです。

見ないフリをしないように。

 

 

 

🔴「比較」を実況中継

 

自分の今の辛さがどこからやってきているのか、考えてみましょう。比較から辛さが引き起こされてはいないでしょうか?

 

今、目の前に、もしくは明日を含む未来に避けがたい事態があるからなのか? それとも過去の体験が気持ちにブレーキをかけているからなのか。

 

どちらにせよ、そこには「何かと比較をしてのことなんだ」ということを探究してみてください。

 

比較による不安、嘆き、苦しみに気付いたら、これは何かと比較しているんだなと「気付き」を入れていきましょう。

 

比較癖は簡単には治りませんが、比較してしまったらジャッジせずに、ただ「比較して辛くなっていることに気が付いています」と実況中継をしてみると、辛さに対する取り扱い方に良い変化が生まれてきますよ。