せっかくの行動練習をトラウマにしないために

 

行動練習したあとの、結果に対しては強くとらわれないようにしましょう。

 

たとえ結果が期待通りではなくても、練習している過程が大事だからです。あなたは頑張ったのです。

 

よくあるのが、せっかく練習したのに結果が上手くいかないと、「やってみたけど、パニック発作になった、予期不安があった」ととらえてしまう人。

 

そうではなくて、「パニック発作や、予期不安はあったけど、やってみた」

 

シンプルにこれでいいんです。パニック発作や予期不安が起きてしまったことに、あまり強く関心を持つ必要はないんですよ。

 

結果に対してのとらえ方に注意してくださいね。

 

 

🔴質よりも量

 

練習の目的は、あくまで予期不安やパニック発作症状など、練習している時間で不快な感覚を感じつつも、できる限り目的を達成させて戻ってくる体験を積み重ねていくことにあります。

 

数稽古が大切なんですね。

はじめから上手くやろうとか、やっちゃダメです。

上手くいかない事から、症状と仲良くするコツを会得してください。

 

 

🔴練習の成果

 

こうした練習を繰り返しをしていくと、それら不快な感覚があっても、「やってやれないわけではない」という自信が身に付いて、やがて恐怖心が和らいできます。恐怖心に大きく行動が左右されることが少なくなっていきます。

 

できないと思っていた公式を、自らの力で崩していきましょう。

 

練習の過程において症状や不安感が有る無いは、あまり関係がありません。むしろ積極的に感じて、そんな状態であっても、いざトライしてみたら、「意外に!」って感触が大事なんです。

 

 

🔴慣れではない

 

さて、こうした練習をするに際しては「慣れ」で治っていくと誤解をする人が多いので言っておきますが、たしかに継続していくうちに、自信が身に付くまでに到ると、結果的には不快な感覚に慣れてきているかもしれませんが、それはあくまで、戦略的に計画した練習方法によって得たものです。

 

慣れは結果であって目的にしてはいけません。

 

慣れるために、ただ不快なのを「我慢」してやっていけば、いずれは治るんだからと、毎回のように、りきんで強い予期不安を抱え、練習が終わった後には、しばらく安静にしていないとダメなぐらいの練習は意味を成しません。

そんなやり方では、トラウマになるだけです。

 

これは不快な感覚と戦って、なんとか勝利して戻ってきているだけで、肝心の「直面、受け入れ」とは程遠いからです。やるごとに恐怖心が増していってしまいます。根性で治す方法ではありません。

 

パニック発作や予期不安などの不快な感覚と、距離を置き、「監視」ではなく、「観察目線」でそれらを受け入れていく力を養っているので、「慣れ」という視点で、私の方法を受け取ってしまうと、しばらくすると「自分にはこんなキツイ練習は無理!」と早々にして諦めてしまうことになりかねません。

 

非常にもったいない話です。まずは焦らずにパニック障害に対する理解、治っていく過程について学んでください。私のブログ、YouTube、Twitterにずっと書いています。

 

ものすごくシンプルな方法です。シンプルな方法ですから、受け取り方次第では誤解して理解してしまう人も少なくありません。

なので繰り返して読んで、見て学んでくださいね。

 

正しく学び、正しく行動すれば、絶対に良くなってくるはずです。