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Q117:過剰な義務感が不安を引き寄せる

ろめんさんからの質問


いつも大変参考にしております。

予期不安や、発作の予兆がしたときなどここでのアドバイスを参考に自分なりに対応しています。

パニックになり三年半、今は頓服の安定剤を持っていて基本的には薬なしで生活してます。


安定している頃に、毎回神様のお試しかなと思われる発作が出てしまい、ここで学んだことを、、と思いつつなかなかいざ本場のような発作のときには上手くいかないことがあります。


そのひとつが寝ていて起きたとき、または寝入り前に発作の前兆がきたときです。


浮かんで通りながら、今必要な日常をこなし時間の経過に任せるという流れが、起きている時はできるのですが、横になっているとできません。

 

身体と100パーセント向き合う状況になってしまい、起きているときなら上手くできる実況中継なども含めた一連の流れができずここ数日苦しいです。


すぐに起きて何かすべきなのかいつも教えてくださるように横になりながら受け入れていくべきなのかわかりません。


子供を隣で寝かしつける必要もあるので、なおさら困っています。


もしよろしければアドレスいただければ幸いです。



回答


寝入りばな、起きがけなどに症状の強さを意識する人は少なくありません。そして日中は何とかできていた実況も、そんな時間帯では上手くいかないものです。 

そしてあなたの場合、「子供を寝かしつける」時間であり、「寝かしつけなければならない」大切な時間でもあります。

この大切にしている、重要にしている時こそ、コントロールしたい欲求と、それができなかったらどうしようという不安が高まるときです。

義務感にとらわれないようにしましょう。
ねばならないとしないように。

何としても、どうにかしなきゃと自分を煽り、実況中継をして、この症状を封じ込めないと!はやめにしましょう。
夜という時間を怖れる人は少なくありません。 

日中のように気をそらせるものも少ない夜は、パニック障害の人にとってはとても嫌な時間でもあります。

そんな時間ですからコントロール欲求も高まり、日中以上に成果を期待し、求め、それがかえって緊張感をあおり、日中のような成果が出ずに余計に焦るのです。

夜は日中より成果半分ぐらいにとらえ、コントロールしたい欲求を手放し、義務を緩めましょう。夜とはこうあるべき、睡眠とはこうあるべきといったルールを緩めましょう。

そんな時間はしばらく割り切り、横になったままもよし、起きてしばらくの間、好きな雑誌でもあれば、ペラペラとめくり、時を待ちましょう。