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Q122:山頂に至るには、様々な道を歩くのは避けられない

あーちゃんからの質問

 

「Q98」で質問しましました。

あれから色々と悩みましたが、あまりにも神経が過敏になってしまったため、6月のはじめに病院へ行きました。

 

昨年の秋に行った病院は医者との相性も悪かったので、違う病院へ行きました。

 

待ち時間が2時間と聞いていたし、前の病院の待ち時間に強い発作を起こしたトラウマもあり、1人で行くのは無理で主人に付いてきてもらいました。 

 

頓服の抗不安、アルプラゾラムを家で飲んでから行ったのですが、緊張もあったせいか、待ち時間の2時間がとても苦痛で、発作まではいかないものの、ずっと落ち着きなくウロウロしていました。

 

新しい先生には、薬への抵抗があること、依存の心配など全て話しました。富樫先生のカウンセリング技法のことも。

 

今の現状としては、朝、抵抗せず、症状あるなしに関わらず、頓服薬のアルプラゾラムを1錠飲みます。

 

それは、息子の見送りや、娘を車で園まで送らなければならないからです。とても近い距離ですが(汗)

 

本当はあらかじめ飲んでおく!というのが許せない自分なんですが、前にも書きましたが、園へ送る途中で発作が起き、園で頓服を飲んだ経験から、送り迎えが異常に怖くなったからです。

 

私は、頓服を1錠飲めば夜までなんとなく効いているので、夕方のお迎えも大丈夫!と思っていましたが、アルプラゾラムはだいたいピークが4時間ほどなんですよね、本当は。

 

それを意識してしまったからか、お迎えの時間になると緊張、予期不安でかなり焦ってしまいます。そんな毎日で、過去と比較しても仕方ないけど、少し前の自分が遠いところにいるようで怖くなります。

 

頓服なしでやり過ごすことが困難になっています。

 

でも家族には、「今は無理する必要ない時。やれるようにしかやれないからね。」と言われ、娘を早めに迎えに行ったり、でもたまに練習として、少し時間を延ばしてお迎え…とやったりしています。

 

家族には、「今はかなり過敏だから、楽な方へ考えていいよ」と言われます。逃げていたらもっと怖くなるの分かってるのに、今の私は恐怖突入が出来ないのです(涙)

 

先生の技法も知っているし、カウンセリングも受けたし、おすすめの本も全部読んで、実践出来ていたのに。それが全く試せていないのがとても辛く、またそこに戻れるのかと怖いです。

 

薬への心配は、薬剤師さんがとても親切で、依存、耐性、離脱など、いろんな不安へのアドバイスをしっかりしてくれています。

 

新しい病院の先生も、私の希望や不安をち聞いてくれています。私が頓服のアルプラゾラムへの不安を話したら、

 

「では、アルプラゾラムを半錠にして、漢方薬も試してみる?一番いけないのは中途半端に飲むことだからね、何でもある程度は続けないとね」と。

 

でも、「半錠で効かなかったらどうしよう!という気持ちが出ると思います。」と伝えたら、いつも通り1錠で処方してもらいました。

 

一応、頓服として出てますが、気づいたら今は3週間毎日飲んでいます。

 

土曜や日曜は学校も園もないし、アルプラゾラムに頼らなくても大丈夫だろうと思っていたけど、過敏さは土日だから…というのは分かってくれないようで、土日も飲んでしまうのです。それが悔しくて…

 

家族には「いちいちどれだけ連続で飲んだかをカレンダー見て計算しなくて大丈夫だよ、薬剤師さんの言葉信じなきゃ(笑)土日とか関係ないから、今はね。」と言われました(苦笑)

 

パロキセチン(パキシル)は5mgを飲んでいます。

5mgはとても少ない量なので正直、まだ効果はよく分からないです。

 

20才の時は5mgというのは無く、20mgだったので、やめるときの離脱はありましたが、効いた実感はありました。 

 

増やすのか増やさないのかはまだ決めていないし、先生からも提案はありません。

 

今は仕事はしていないです。家事やったり、子供たちが帰ってきたらバタバタはしますが、考えることはパニック発作や、予期不安や、これからのこと。 

 

前より気持ちが落ちています。すパニック発作や予期不安を中心に生活しているので、気分が晴れません。

 

ほんの少し前は頓服を飲んで実家に行けてたのですが、先週、飲んでも、どうしても行けず、子供が泣いてしまい、余計苦しくなりました。

 

全てを受け入れるのが今は辛いです。受け入れるという意味がよく分からない時もあります。

 

悪循環の罠にはまっています…気付いています。

が、ぬけだせない感覚…

 

全てにおいて悪い方へ悪い方へと考えてしまう私ですが、そんな私でもまた先生の技法は試せますか?やはり、もともとの性格はなおせないと思うので不安です。 

 

家族もびっくりするほど、全て悪い方へ解釈してしまいます。まあ、調子悪かったら園くらい休ませればいいじゃん!

 

毎日頓服飲んだっていいじゃん!

これから先、妊娠も考えてないし。

 

そんな風に考えれたら楽だろうなーと。

 

娘は今は、ママがいい~!だけど、母親として休ませるのはいけない!私の都合でやるなんて最悪な母親だ!

 

頓服なんて飲まなくてもやり過ごせてたのにどうした私!?やばいぞ!

 

息子は小学校だし、休ませれないし、もう、前のようにすぐには実家に帰れないぞ!頼れないぞ!

 

↑これが現実です。

 

先生、今のは私は少しでも不快な症状や予期不安があると、1秒で発作になるほど、針が振れちゃいます。すぐ母に電話しちゃいます。 

 

もちろん母も姉も仕事しているから朝や夜だけですが、怖くなるとすぐかけちゃいます(涙)

何かしないと落ち着かず、掃除したり、家の中でもずっと立っています。

 

もちろん、先生の言葉や技法は忘れていないのですが、怖いのです…

 

何度も経験しても、おさまらないんじゃないかと何度も思ってしまいますし、何度味わっても私はあれが嫌いで、怖くて、コントロール出来ないのにしようとしちゃって、毎回同じ結果。

 

薬を飲みながら克服した方もいらっしゃいますか?薬がいけないと決めつけるのはいけないと思うし、薬で少しでも生活がスムーズにいくのなら、いいのかなと最近は少しそこが緩みました。せめて周りに経験者がいたらいいのに…

 

これから苦手な夏だし…って言っても夏だって何年も楽しく過ごせてたのですが…

 

どうしちゃったんですかね、私(ToT)

     

 

回答

 

 

今回のご質問は、読まれる人の中には、すでに体験済の方もいるでしょう。そしてご質問内容の長文をみても、質問者の混乱ぶりが手にとるように分かる内容かと思います。

 

そして自分にも、やがてこんな事が起きたらどうしようと不安になり始めている人もいる事と思います。読まれている読者は、他人の貴重な体験を生かしてください。そうしたリアルな体験をどのようにして私の方法を適応していくのか、私が単独で記事を書いていく内容以上に学びの宝庫です。

 

これ以上、読み進めたくないと思う人は、なおさら今回の回答は読んでいただき、それらにどのようにして向き合っていくのかについて、質問者と一緒に学んでいかれるようお願いします。

 

そして悩まれている方にあっても、自分の悩み、疑問を言葉にできない、もどかしさや、面倒さ、気恥ずかしさがありながらも、あえて苦労して開示することが自分を整理し、知ることだと捉えていただき、この場を最大限に利用してみてください。(このような場を無料でネット上で作っているカウンセラーはあまりいないと思いますよ)

 

 

「今まで、やってきたのに!」

 

「今まで、できてきたのに!」

 

「理解もしているのに…」

 

「わかっているのに!」

 

 

そう思っていた自分が、ある日を境に、ご質問に書かれていた事が起こる事があります。

 

そして大抵の人は

 

「なぜ!?」

 

と原因探しの罠にハマり、そんな自分の在り方に強い失望感と無力感、そして罪悪感すら感じてしまうものです。

 

回復の過程は年単位です。その年月の間に、人の生活には様々な、思いもかけない生活の変化が起きるものです。もちろん体調の変化も。

そんな中をかいくぐって、パニック障害を克服していこうとするのですから、なかなか簡単なことではありません。

 

人には五感がありますから、自分が無意識の中にあっても、様々な五感から受けるストレスだってあります。それは残念ながら、避けようのないことです。そして神経が過敏になると、それがとても感じやすくもなります。見るもの、聞くもの、感じとる印象、受け取り方すら、ビックリするほど過敏となることもあるでしょう。これも人の安全欲求からくるもの(生存していくために必要な欲求)でして「危機からの備え」のために過敏になる、ある意味正常な反応なのです。

 

……。

 

言うまでもなく…

 

これは、あなたもわかっているでしょう。

カウンセリングでも散々聞かされ、理解していると思っていたでしょう。

 

「それでいて、今!?」

 

「これは!?」

 

「なに!?」

 

と。

 

気付いていても、ぬけだせない感覚に、強い不安を覚える自分に、言いようのない恐怖を感じているあなたは、もはや「恐怖を感じることに恐怖を感じる」までに至っています。何から何まで、完璧を求め、すべてにおいて必要以上に悪い方へ考えてしまい、自らの性格を呪い、他人を寄せ付けません。

 

自分自身が驚いていますよね? 

「どうしちゃったんだ、わたし…」と。

 

でも、これがパニック障害なんです。そして決して短くはない回復までの年月の間で起こりうる事態であり、こうした何度か訪れる「神様のおためし」とも言うべき体験をしていきます。私も同じような体験を複数回しているのです。そして今の私があります。

 

こうした難関とも思える不測の事態をも、「今はそうした時期にかかっているのね」という気付きと共に、そうした時は少し自分に休養を与え、できる事が一時的に減ったとしても、それをひとまずは良しとして受け入れ、浮かんで通り、時間の経過に任せることが大事な時期なのです。 ここのさじ加減がなかなか難しいところなのですが…(だからこそ定期的なカウンセリングで軌道修正が必要なところでもあるのです)

 

今までと様相が異なることには、誰もが不安になるものです。今まで順調であればなおさら、異なる状況に戸惑い、強い不安を感じてしまうものです。

 

自分だけに起きている非常事態に感じているかと思いますが、回復の過程ではこうした事が起きます。もちろん私も何度か体験をしています。

 

それがいつ起きるのかはわかりません。3ヶ月後、半年後、数年後にだってあり得ます。

 

その時に、その状況をどう受け入れ、正しい乗り切り方をやり通せるかが問われる局面なのです。ここが本当の意味での理解のおためしなんです。

 

まさに、ここぞという時に、そしてこんな時になぜ?と思うようなタイミングで起きているような気がするのも、あなたが潜在的に抱えている不安な状況が表面化したに過ぎないと考えるならば、ワンステージ上がるために必要なギフトとして受け取っていくしかありません。

 

今はそうした時期にあるのです。山でいえば、中腹。少し疲れが出てきて、靴の紐もほつれ、リュックの中身も整理する時なのかもしれません。

 

そんな時、頂上をみずに、足元を見直しましょう。今まで、今まで登ってきた勇気と自信を失うことなく、ここで仕切り直し。復習をしっかりして、息を整えながら、また歩き始めればいいのです。

 

あなたの理解を深めて、さらなる高みを目指すために必要な「神様のお試し」として受け入れ、しばらくそれらと共に浮かんで通り、時間の経過に任せて、生活をされますように。