Q151:良いじゃん!イイじゃん!いいじゃん!

杏仁豆腐さんからの質問

セドナメソッドをしてみて、感情を感じすぎて、今までおそらく直視してなかった、自分にとっては苦い感情をたくさん感じて、嫌になるような、恥ずかしいような感覚があります。これは、良い変化ととらえて良いでしょうか?

それと、最近結果を出そうとぐるぐる考えていることに気づきました。これは実況中継で気づいて、浮かぶなら浮かぶままにさせて、今してることに戻る、でいいでしょうか?

それから、何かをしている時、誰かに指摘される気がして自分の行動を修正しようとしたり、やめようとしたりする時、ふと、自分は今の状態オッケー?と、自分に問いかけるようになりました。

他の人にとってオッケーか、普通はどうか、ではなく、自分にとってオッケーかどうか、問いかけてみて、オッケーならそのまま続けます。

もし、自分はオッケーだと思ってやってたけど、人にこうしたら?と言われたら、その意見は受け取ったり、受け取らず自分のやり方を試してみて、どうなるかやってみたり。

とにかく自分で経験して、試してみる。行動練習だけではなく、生活をそうしてみよう、という感じです。これは反射的にならないという、とがし先生の言ってたことかな?と思っているのですが、いいでしょうか?

それと嬉しい変化がありました。今まで散歩はしていたけど、汗をかくほどではありませんでした。でも最近、汗ダラダラ流すほどスタスタ歩いて、暑い、疲れた、、、と、夏を感じています(笑)

ちょっとやりすぎた?と思って、ドキドキして、慌てて水分とりまくったりもしてますが、とりあえず、大丈夫です。

こんな汗かくのは久しぶりで、ちょっと嬉しかったので、報告したくなりました。

もう少し自分でいろいろ体験、経験してみて、カウンセリング受けようと思います。
回答、よろしくお願いします。


回答


「セドナメソッド」を行ってみて感情を認めることを真に行なった時、思いもしなかった感情がそこにはあることに気付く人は少なくありません。

決して悪いことではありません。そうやって真に向き合い、湧いてきた感情から手放していくと、今までとらわれてきたと思っていた感情がそれほど大きな影響を及ぼすことが少なくなっていることもあります。

ちゃんと向き合ってみたんですね!さっそく実行してみていただけたようで、嬉しい限りです。良い発見をしましたね!

「結果を出そうと必死になってきた自分がいた」これも大変良い気付きですね。この事はブログやカウンセリングでもお話はしてきました。決して目新しいことではありません。しかし自分の中でちゃんと自覚できるまでには、少し時間がかかるようです。

今回、それに気付けた事は良いことですね。納得してもらえましたか?それらに対しての対応は、ジャッジせずに4つの原則に照らし合わせ、行って下さいね。

また応用として、「結果を出したい気持ち」「知りたい、わかりたい気持ち」、「白黒はっきりさせたい気持ち」、「焦りの気持ち」などとして「セドナメソッド」を使って、手放すこともできます。少し試してみると良いですよ。

また他人や、世間の普通などの外野の声に巻き込まれずに、あえて自分の声、意思を優先にして物事に取り組んでみる事を心がけていこうとの事。成長しましたねぇ(苦笑)

反射的に周囲に従わず、自らの意思をきちんと持って、自らがやってみる…良い試みです。ただ結果が良くなかった場合に対しては、自分の選択の間違いという観点を持ってこないように。「今回はそんな結果だった」ということだけでいいのですからね。

最後に…夏を感じた散歩ができたようですね。汗びっしょり、喉は渇くし、フラフラにもなるし…

でもですね…夏はそういうものです。

そもそもそういったものなのに、そうならないようにしようとか思ってやろうとする。自然なことなはずなのに逆らって取り組もうとする傾向がパニック障害の人にはあります。これは神経症気質と言われます。

夏を感じられて良かったですね!
私たちは、不快な感覚にとても敏感ではありますが、ウラを返せば心地よさにも敏感です。

しばらくすると秋。自然散策はいかがですか?

私が最終的に完治できたのは、山歩きを始めてからです。自然の中に身を置くと、気付きが加速しますよ。少々余談ではありますが…

「いろいろ体験、経験してみて!」
なんて事が、今まで言えてきたかな?
久しぶりになんか自由を感じているのでは?
しばらく試行錯誤しながら、そしてそれも楽しみのひとつとして取り組んでみてくださいね。

またしばらくしたら、カウンセリングでお話しましょう。