Q153:朝の目覚めは、前夜の仕込み次第

りんごさんからのコメント

ここ2週間近く 朝目覚めと同時に不安が押し寄せてくるようになりました。
動悸で目が覚める事もあります。

普段は不快感に気付き そこに囚われてしまい 思考が先走ってからの不安感や不快感があります、それに気付きを入れるために『実況中継』してますが、寝てる時は何か考えてからの不安感ではないのでどうしていいのかわかりません。

毎日必ず目覚めからの不安感 不快感があり 午前中はほとんど朦朧とした感じになります。
昼寝しても同じで 目が覚めると同じです。

なので 今は寝るのが怖くなってきました。

目覚めからの症状にも「実況中継」が良いのでしょうか?


回答


朝の目覚めと同時に、不安、不快感にとらわれる人は少なくありません。私も同じでした。

そしてその不安は寝ている最中に、何か不安な事を考えていたから…とは異なります。これについては、今までのセオリーとは少し異なります。

前夜に、あれこれと起きた時の状態に思いを巡らせた結果であるとも、クレアウィークス先生の不安のメカニズムには書かれています。

そして、その不安は1日全体を調子の悪さに繋げる必要はないとも言っています。

あれこれと布団の中で不安な事を考えたり、不快感覚に意識を集中しないためにも、時間をかけずにすぐに起きることが大切です。

朝とはこういったものであるとか、以前の自分の朝の状態と比較したりすることのないようにしましょう。そうした、こうあるべきや、比較は神経の過敏さを強めるだけです。

今の自分は紛れもなく、そうであるならば、いっときの今としてそれを受け入れ、朝の時間はすぐに起き、生活活動が円滑に進むように、前夜から環境を整えておくことが必要です。

寝ている最中の思考ではなく、もはや寝る前にあれこれ考えてしまう思考に気付きを入れていきましょう。

眠るのが怖いからと、布団の中でスマフォを見るなどはしてはいないと思いますが、今はスッキリ起きれることに過度に意識を傾けすぎずに、就寝の環境を整えましょう。