はなさんからの質問
先日はカウンセリングありがとうございました。
日常生活は送れているのに離人感や不安に執着している、色々頑張っているけど変わらない現状にとらわれている、そんな今の自分の状態にカウンセリングで先生に指摘され、気づきました。
楽になりたい、前の自分のように生活したい、そんな気持ちから、自分をずーっと監視して、事をこじらせていたこは自分だなってわかりました。
離人感があってもいっか、生活できてるし。不安があってもいっか、できてるし。みたいな、どうでもいっかという気持ちになるときもあり、そんな時は、ここしばらく感じた事ない安心感に包まれながら、子供と過ごせる時間もでてきました。
良い時を過ごせると、そのよい状態から戻りたくない気持ちが高まって、結局しんどい状態に逆戻りの日々で焦りますが、カウンセリング受けたことで、なんとなくそれでも大丈夫だと思える自分もいます。
もう一つ相談なのですが、離人感が強くなってからかと思うのですが、子供に対して、自分の子なんだよね? という不安が、子供を見るたび反射的に湧き出てきます。
そういう不安にかられなくない気持ちが更に不安をよび、自分を緊張させてると思います。現実的にありえない話であることも理解してるし、こんな考えにとりつかれてる自分も笑えてきますが、どうしてもこの考えがまとわりついてきて、頭も気持ちも疲れ切ってしまいます。
これも、こんな考えてても、生活できてるしまぁいいかで乗り切れますか?アドバイスいただけると嬉しいです。
回答
はなさんは、子供思いの愛情深いお母さんですね。愛情ゆえに、こうしなきゃ、こうであらねばならないと自分へのルール、信念があると思います。もちろん、自分をさておき、子供を思ってのこと。そして母親としての義務として出来上がったルール、信念です。
子供に対する思い、愛情深いからこそ、子供を常に見守っていたい。そんな気持ちがあってもおかしくはありません。その愛情の深さゆえに、自分に少々厳しいルールを引いてしまった結果であることをカウンセリングではお話をしましたね。
自分を変えるのではなく、緩める視点が、心地よい自分を作り上げます。
さて、自分の子供への想いについて…
抱えてきた離人感への怖れから、自分の愛しい子供との分離感が「自分の子供なんだよね?」に繋がっているのではないでしょうか。
自分で産んだのに、自分の子供なのか?と思ってしまうことは、自分にとって強い罪悪感を抱いてしまい、まことに辛いことです。
守ってあげたい、この子を離さずしっかり抱えて、私がしっかり育ててみせる。そんな気持ちが子供から離されていく錯覚をいつからか感じてしまったのかもしれません。
子供への所在確認というのでしょうか。ちゃんといるよね、私ちゃんとこの子を愛しているのね?、ちゃんとできているよね?とご自分で常に子供との距離感をはかっているようです。
でもそれも愛情の裏返しでもあり、あなたはちゃんと子育てをしているし愛情もきっと伝わっているでしょう。子供との物理的な分離はないのですが、心の中で分離不安を感じでいるのです。
なので!
心の中のおしゃべり。
「と思ってみただけ」
「と考えてしまっただけ」
と、そのような想い、思考が湧いてきたときには、ツッコミを入れましょう。強い関心を持たず、浮かんで通り、時間の経過するのに任せていけば大丈夫です。