くまさんからの質問
こちらのブログを知って、早3年です。
日常生活は何不自由なく過ごすことができています。
しかし、いまだに普段の日常と違う行動、たとえば旅行などあるとき、行ってしまえば何もなく楽しんで帰ってくるのですが、行く前になると、今だに安全、安心を求めすぎて、あ、なんか怖いな、と思ってしまいます。自分でも何を怖がっているのかがわかりません。発作もうまく対処できるし、万が一の薬ももっていくのに。。怖いと思うことに怖がっている気がします。
行けば楽しめるのに。それもなんども行動してきてわかっているのに、なかなか予期不安は今だにちらちら顔をだしてきます。
この予期不安は旅行に限らず、仕事が定時より長引いてしまったときや、自分の意思ですぐ帰れないような場所や状況が苦手です。
安全、安心でいたい欲求はいつになったら手放せるのでしょうか、
昔はお泊り大好きだったので不思議です。
回答
安全、安心志向になってしまうのは、今の時点では仕方がありません。そしてどうにかコントロールしようとしてしまうことも。
大切なのは、安全、安心を求めすぎている状態、そしてコントロールしようとしている「今の状態」に気付くことです。
そして実況中継、「そもそも…?」です。
予期不安は嫌なものです。
あなたは、予期不安を意識しながらも行動を始めていて、行動ができてきてはいますが、まだ症状を完全に受け入れきれてはいません。旅行などは楽しめるようになってきているものの、事の本質である「自分の意思ですぐ帰れないような場所」に対しての不安はまだありますよね。
どこそこにいけるようになってきた。旅行も楽しめるようになってきた、でも、それは自分の中で「自分の意思」でどこかコントロールできるような状況を作っていたりして、「いざとなったら」要素があるからなのではないでしょうか。
あなたにとって、「自分の意思ですぐ帰れないような場所」というもので、いまだに手を付けていないところはないですか?
必要性があまりないからと、やらずにいることありませんか?昔の自分と比較した時、明らかにそんな状況下であっても不安も何もなかったのに、今はそれが「ある」のであれば、それは取り組んでいく必要のあることです。
洗い出し作業に取り組んでください。
まだ見たくはない、やりたくはない要素があるはずです。できることが増えてくれば、当然行動範囲は拡大していきます。
事の解釈が変われば、感情に変化が生じて、感情が変われば行動が変わっていくといった好循環が生まれます。
しかし、それは本質的な不安、恐怖に対して、きちんと向き合い、行動練習に組み入れなくてはなりません。
今一度、まだやっていないこと、少しでも不安を感じてしまうような状況を探ってみてください。
そして、それに対しての行動練習をコツコツと積み上げていくようにしてくださいね。
こちらのブログを知って、早3年です。
日常生活は何不自由なく過ごすことができています。
しかし、いまだに普段の日常と違う行動、たとえば旅行などあるとき、行ってしまえば何もなく楽しんで帰ってくるのですが、行く前になると、今だに安全、安心を求めすぎて、あ、なんか怖いな、と思ってしまいます。自分でも何を怖がっているのかがわかりません。発作もうまく対処できるし、万が一の薬ももっていくのに。。怖いと思うことに怖がっている気がします。
行けば楽しめるのに。それもなんども行動してきてわかっているのに、なかなか予期不安は今だにちらちら顔をだしてきます。
この予期不安は旅行に限らず、仕事が定時より長引いてしまったときや、自分の意思ですぐ帰れないような場所や状況が苦手です。
安全、安心でいたい欲求はいつになったら手放せるのでしょうか、
昔はお泊り大好きだったので不思議です。
回答
安全、安心志向になってしまうのは、今の時点では仕方がありません。そしてどうにかコントロールしようとしてしまうことも。
大切なのは、安全、安心を求めすぎている状態、そしてコントロールしようとしている「今の状態」に気付くことです。
そして実況中継、「そもそも…?」です。
予期不安は嫌なものです。
あなたは、予期不安を意識しながらも行動を始めていて、行動ができてきてはいますが、まだ症状を完全に受け入れきれてはいません。旅行などは楽しめるようになってきているものの、事の本質である「自分の意思ですぐ帰れないような場所」に対しての不安はまだありますよね。
どこそこにいけるようになってきた。旅行も楽しめるようになってきた、でも、それは自分の中で「自分の意思」でどこかコントロールできるような状況を作っていたりして、「いざとなったら」要素があるからなのではないでしょうか。
あなたにとって、「自分の意思ですぐ帰れないような場所」というもので、いまだに手を付けていないところはないですか?
必要性があまりないからと、やらずにいることありませんか?昔の自分と比較した時、明らかにそんな状況下であっても不安も何もなかったのに、今はそれが「ある」のであれば、それは取り組んでいく必要のあることです。
洗い出し作業に取り組んでください。
まだ見たくはない、やりたくはない要素があるはずです。できることが増えてくれば、当然行動範囲は拡大していきます。
事の解釈が変われば、感情に変化が生じて、感情が変われば行動が変わっていくといった好循環が生まれます。
しかし、それは本質的な不安、恐怖に対して、きちんと向き合い、行動練習に組み入れなくてはなりません。
今一度、まだやっていないこと、少しでも不安を感じてしまうような状況を探ってみてください。
そして、それに対しての行動練習をコツコツと積み上げていくようにしてくださいね。