ぱらもち子さんからの質問
いつもお世話になっております。今回は息子のことで質問させていただければと思います。
息子は今年度から幼稚園の年少に入園しました。給食が問題です。ほとんど食べていないようです。自宅でもあまり食事に興味が無く、しかしお菓子を食べたがるので、ごはんを食べたらもらえることになっているお菓子を目当てにしぶしぶごはんを食べている(すぐ食べるのを止めるのでその後は私たちがあーんして食べさせると口を開けて食べる)状況です。
ごはんを食べるように強く言って食べさせると、オエッと空吐きをするので私のようになってはかわいそうと思って強要できずにいます。
ある機関に相談をしたことがあり、お腹を空かせてみましょうという回答だったのである日の夕食を食べなくても無理に食べるよう促さず、その翌朝も食事を出しても全く手をつけない頑固さには負けました。ごはんを食べないとお菓子もあげられないけど、と言っても「いいよ」と反抗します。
私も子供の頃から少食で、幼稚園入園後はしばらく給食に全く手をつけなかったようです。給食を無理に食べさせられたりしたことはまだ覚えていて、その怒りや苦しい感情はまだ手放せていないと思っています。
食べ終わるまでひとり取り残されて、他の子たちに私を応援するような歌を歌うように先生が指示したこともありました。
食べられない人のことを理解できない人は多いので、食べないことを悪いこととして対応する先生が多かったのだろうと思います。小学生時代には、食べないと殺すと言われたら食べるだろ?と言われたこともありました。
息子の担任の先生に相談もしました。盛り付ける量を少なくしたり、食べ飽きる前に声をかけて食べ続けられるようにしていてくれるようです。
先生によると空吐きしていないとのことですが、息子本人は幼稚園でもオエッとなっちゃうと言っています。先生もよく考えてくださっているのですが、息子には頑張って食べなくていいように対応してもらえるように伝えるのが良いでしょうか?
幼稚園では苦手な野菜なども頑張って食べようという指導をしている中、息子だけ特別扱いだとそれも息子自身に取っても悪い(嘔吐恐怖につながる)のかな?とわからないことだらけです。
回答
子供を甘えさせることに不安を感じているようですが、あなたのお子さんの年齢はまだまだ大人が言うところの「わがまま」の受け入れ口を求めていい年齢です。
大人は子供の先々を考え、つい心配になってしまうので、ここで子供の「わがまま?」に付き合うことはよろしくないと考えてしまいがちですよね。親ごころとしては当然です。
しかし子供は先々のことなど考えていません。まさに「今そのもの」なのです。今、自分のしていることを一番身近な人である、親に受け入れてほしいところからの態度かもしれません。一方で何か息子さんにとって食事で嫌なイメージが出来上がったことがあったのかもしれませんね。
純粋にご飯類よりお菓子が好きなのは、そのぐらいの年齢ではごく当然と言えるでしょう。本人も、いけないことだとは、わかっていると思います。
でも、子供にとっては事の善悪よりも、「今したいことをする」が優先だったりします。そしてそんなしたいことをしている自分を、受け入れてもらえていることが、安心にも繋がるのです。お母さんであるあなたは、その受け入れ口ですから、ドンと構えておいてほしいところです。親の役割からではなく、子供の立場からの視点も含めて対応していくことが必要かと思いますよ。
それとあなたがそんな息子さんを見るときに、あなた自身がちゃんと息子さんをみているかをみてください。自分自身の辛かった給食の記憶を、彼にかぶせて自分の当時の気持ちをも、彼に背負わせてしまうと、あなたも辛さが倍増しますよ。簡単ではありませんが、目の前の「彼自身」をみて対応を心がけてくださいね。
幼稚園には今までの対応でもいいのではないでしょうか。「頑張って食べなくても…」と伝えるのは、あなたが息子さんに伝える事であり、そして彼は幼稚園で頑張って食べようとしているはずです。結果だけをみて、頑張っていないのでは?と考えるのは、こちら側の不安の投影だったりします。
幼稚園の先生もプロです。求めている対応はしてもらえているのですから、その辺は任せ、家庭内では息子さんの、その日の頑張りを、ねぎらってあげましょう。
自分の今を受け入れてくれるだけで、人は安心を感じます。安心が得られないと、人は頑張れないのです。
小さな子供は、承認欲求のかたまりです。大人であれば、いきすぎた承認欲求は面倒がられるところですが、小さな子供は欲求の承認をいつも求めています。その欲求を飲むと考えると、こちら側も辛くなるでしょう。まずは息子さんの立場を想像してあげてください。息子さんの今の行動、気持ちを受け止めてあげたうえで、「安心を与えて」あげながら今までの対応でいきましょう。息子さんの包囲網を狭くして追い詰めないようにしましょうね。
いつもお世話になっております。今回は息子のことで質問させていただければと思います。
息子は今年度から幼稚園の年少に入園しました。給食が問題です。ほとんど食べていないようです。自宅でもあまり食事に興味が無く、しかしお菓子を食べたがるので、ごはんを食べたらもらえることになっているお菓子を目当てにしぶしぶごはんを食べている(すぐ食べるのを止めるのでその後は私たちがあーんして食べさせると口を開けて食べる)状況です。
ごはんを食べるように強く言って食べさせると、オエッと空吐きをするので私のようになってはかわいそうと思って強要できずにいます。
ある機関に相談をしたことがあり、お腹を空かせてみましょうという回答だったのである日の夕食を食べなくても無理に食べるよう促さず、その翌朝も食事を出しても全く手をつけない頑固さには負けました。ごはんを食べないとお菓子もあげられないけど、と言っても「いいよ」と反抗します。
私も子供の頃から少食で、幼稚園入園後はしばらく給食に全く手をつけなかったようです。給食を無理に食べさせられたりしたことはまだ覚えていて、その怒りや苦しい感情はまだ手放せていないと思っています。
食べ終わるまでひとり取り残されて、他の子たちに私を応援するような歌を歌うように先生が指示したこともありました。
食べられない人のことを理解できない人は多いので、食べないことを悪いこととして対応する先生が多かったのだろうと思います。小学生時代には、食べないと殺すと言われたら食べるだろ?と言われたこともありました。
息子の担任の先生に相談もしました。盛り付ける量を少なくしたり、食べ飽きる前に声をかけて食べ続けられるようにしていてくれるようです。
先生によると空吐きしていないとのことですが、息子本人は幼稚園でもオエッとなっちゃうと言っています。先生もよく考えてくださっているのですが、息子には頑張って食べなくていいように対応してもらえるように伝えるのが良いでしょうか?
幼稚園では苦手な野菜なども頑張って食べようという指導をしている中、息子だけ特別扱いだとそれも息子自身に取っても悪い(嘔吐恐怖につながる)のかな?とわからないことだらけです。
回答
子供を甘えさせることに不安を感じているようですが、あなたのお子さんの年齢はまだまだ大人が言うところの「わがまま」の受け入れ口を求めていい年齢です。
大人は子供の先々を考え、つい心配になってしまうので、ここで子供の「わがまま?」に付き合うことはよろしくないと考えてしまいがちですよね。親ごころとしては当然です。
しかし子供は先々のことなど考えていません。まさに「今そのもの」なのです。今、自分のしていることを一番身近な人である、親に受け入れてほしいところからの態度かもしれません。一方で何か息子さんにとって食事で嫌なイメージが出来上がったことがあったのかもしれませんね。
純粋にご飯類よりお菓子が好きなのは、そのぐらいの年齢ではごく当然と言えるでしょう。本人も、いけないことだとは、わかっていると思います。
でも、子供にとっては事の善悪よりも、「今したいことをする」が優先だったりします。そしてそんなしたいことをしている自分を、受け入れてもらえていることが、安心にも繋がるのです。お母さんであるあなたは、その受け入れ口ですから、ドンと構えておいてほしいところです。親の役割からではなく、子供の立場からの視点も含めて対応していくことが必要かと思いますよ。
それとあなたがそんな息子さんを見るときに、あなた自身がちゃんと息子さんをみているかをみてください。自分自身の辛かった給食の記憶を、彼にかぶせて自分の当時の気持ちをも、彼に背負わせてしまうと、あなたも辛さが倍増しますよ。簡単ではありませんが、目の前の「彼自身」をみて対応を心がけてくださいね。
幼稚園には今までの対応でもいいのではないでしょうか。「頑張って食べなくても…」と伝えるのは、あなたが息子さんに伝える事であり、そして彼は幼稚園で頑張って食べようとしているはずです。結果だけをみて、頑張っていないのでは?と考えるのは、こちら側の不安の投影だったりします。
幼稚園の先生もプロです。求めている対応はしてもらえているのですから、その辺は任せ、家庭内では息子さんの、その日の頑張りを、ねぎらってあげましょう。
自分の今を受け入れてくれるだけで、人は安心を感じます。安心が得られないと、人は頑張れないのです。
小さな子供は、承認欲求のかたまりです。大人であれば、いきすぎた承認欲求は面倒がられるところですが、小さな子供は欲求の承認をいつも求めています。その欲求を飲むと考えると、こちら側も辛くなるでしょう。まずは息子さんの立場を想像してあげてください。息子さんの今の行動、気持ちを受け止めてあげたうえで、「安心を与えて」あげながら今までの対応でいきましょう。息子さんの包囲網を狭くして追い詰めないようにしましょうね。