先延ばしを手放す(セドナメソッド⑥)

 

 

2020/09/12 YouTube配信原稿

 

 

みなさん、こんにちは。

とがしやすゆきです。

 

6回目の講義となります。

「セドナメソッド」を実践していますか?

まだ慣れないので、手応えも薄いかと思いますが、まずは結果にとらわれず、「ただやる」に尽きます。

 

まだ始めたばかりです。

あきらめずに取り組むようにして下さいね。

 

さて、今回は前置き短め、さっそく実践編をお話していきます。

 

あなたは何か、物事を先延ばしする癖はありませんか?

 

毎回わかっているんだけど、つい面倒になってしまって、優先順位を変えて、物事を先延ばし。

 

結局やるわけですが、その時の気持ちったらないですよね。

 

先延ばしにしようとする時、あなたはどんな事を考えて、目の前のことを先延ばしにしようとしているでしょうか?

 

もちろん時間的に余裕があるなど、あなたにとって正当な理由もあるでしょう。しかし決めていた今日やる事を、実際にあなたは先延ばしにしようとしているのです。

 

今日やった方が良いと思っての計画を、先延ばしにしているのです。

 

結果、やる事になるわけですが、他の計画と重なってしまったり、やった結果のクオリティーが下がったりと、不満を抱えた結果になる事があるのではないでしょうか?

 

さて先延ばしにする理由があったにせよ、そこでつぶやく言葉はないですか?

 

 

・「どうせ無理じゃないか?」

 

・「今さら、やったところで

 

・「上手くいかなかったらどうしよう

 

・「やる気が起きない

 

・「めんどくさい

 

 

だから、「まぁ明日でもいっか

 

 

こうした言葉を無意識に呟く時、その言葉と「感情・気分」を結び付けてみましょう。

 

◉「どんな気持ちで、この言葉が出てくるんだろ」

 

そんな風にして自分に問いかけてみて下さい。

 

・「どうせ無理じゃないか?」は失敗を怖れてのことかもしれません。だとしたら、あなたは「失敗への怖れ」

 

・「今さら、やったところで」は、やったところでどうせ無理と諦めてのことかもしれません。そこには「疑い」が邪魔をしているのかもしれません。

 

・「上手くいかなかったらどうしよう」は単純明快ですね。これも「失敗への怖れ」、もしくはただ「不安」でもいいと思います。

 

・「やる気が起きない」は「無気力感」。

 

・「めんどくさい」は「無力感」。

 

これはあくまで一例です。

そして、自分の言葉の解釈によっては、異なった「感情・気分」を感じているかもしれません。

今の時点で、あまり深く掘って探らなくて大丈夫です。

 

自分の「感情・気分」がよくわからないと考える人は少なくありません。あまり難しく考えない、正解を求めないようにして下さい。できるだけリラックスして取り組みましょう。

 

もしあなたが「セドナメソッド」の本を持っていたら、第3章を読んでみて下さい。参考になります。

 

さて、先ほどの五つの「感情・気分」

 

・「失敗への怖れ」

・「疑い」

・「不安」

・「無気力感」

・「無力感」

 

それらが邪魔をして、あなたを先延ばしの行動へと向かわせました。

 

「人は理屈でなく、最終的に感情によって突き動かされるのだ」という言葉があります。

 

あなたの先延ばしには、正当な理由があるのかもしれませんが、それはあくまで苦し紛れの言い訳に過ぎません。

 

言い訳の内容が先延ばしの原因としてとらえないでください。

 

「セドナメソッド」での解釈は、先延ばしにするのは「感情・気分」なのです。

 

であるならば!

 

手放しましょう!

 

先ほどの五つの「感情・気分」の中に、あなたが先延ばしにするときに、ちょうどマッチするものがありましたか?

 

もしあれば、その「感情・気分」を手放してみましょう。マッチするものがなければ、自分のマッチした「感情・気分」を手放しましょう。

 

「失敗への怖れ」を例にして言ってみますね。

 

◉「失敗への怖れ」を認める事ができますか?

 

◉「失敗への怖れ」を手放せますか?

 

◉「失敗への怖れ」を手放しますか?

 

◉「いつ?」

 

もう一度言いますよ。

 

「失敗への怖れ」を認める事ができますか?

 

「失敗への怖れ」を手放せますか?

 

「失敗への怖れ」を手放しますか?

 

「いつ?」

 

です。

 

これを5回から10回繰り返してみましょう。

 

パーフェクトな結果を求めず、とりあえず先延ばしにしようとしていた事をやってみましょう。

意外にスムーズに取り組めてるかもしれません。

 

そんな「感情・気分」がありながらも、「やれている」「できている」自分が、行動と共に自覚できてくると、「失敗への怖れ」にとらわれなくなり、「目的優先」で決断し、行動力に弾みがついてきます。

 

「セドナメソッド」の効果は、ある日気が付くと、何か決断力、行動力に変化が起きてきます。それはあなたにとって、変化にはまだ程遠いレベルかもしれません。しかしわずかであっても変化が起きていることに目を向けて下さい。

 

大きな変化を感じることは、稀です。そしてそれはどんなセラピーでも同じです。小さな変化を見つけ、小さな変化を良しとして受け入れ、それが繰り返された結果、大きな変化になっていた。

 

つまり小さな変化の積み重ねが、結果的に大きな変化として自覚するに至るわけですから、結果に対して一喜一憂することなく、「セドナメソッド」を信じて淡々と行っていくようにしてくださいね。

 

はい、今回のお話はここまでにします。

よろしければチャンネル登録、他にも苦しんでいる方がいたら教えていただければ嬉しいです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

ありがとうございました。

とがしやすゆきでした。


🔴今回の動画版はこちら