Q198:排除しようと躍起にならないこと

はるかさんからの質問

確かに大切な状況(誰かと会う時)に不安感からソワソワや息苦しさが出るときもあります。なぜか出ない時もあります。

周りの人は私の状態は知ってくれているのでしんどくなったら言ってね、と言われますが、やっぱり楽しい時間を過ごしたいって気持ちがあります。

人と会っていてふと不安やモヤモヤが出て来て嫌だ!って気持ちにもなります。ふっとなくなるときもあります。よく考えてると意識が不安にどうしてもいってしまい、不安を無意識に追いかけてる気もします。

人といて不安感が出てくる場面の意識はどこにもっていったらいいのでしょうか?

忙しいときは不安は出ないので、趣味を見つければいいのでしょうが、そこまではまれるものもなく不安が酷いときは集中できなくてイライラしてしまいます。仕事が忙しい時は救いです。

今やることはやはり実況中継でしょうか?


回答


起きたことに判断分析をして解決しようとしないことが大切ですよ。


あなたの身に起きている事は、確かに以前の自分と比較したら問題なのでしょうが、パニック障害からくる不確定要素の多い、こうした不安感は、解決しようとするべき問題ではなく、むしろ、そのままにしたままで、やるべき事をやっていくことです。

問題視してしまうと、この事が無くならない限りは、満足に物事が進めないという思い込みにハマります。そうした思い込みが過ぎると、行動範囲はますます狭まり、ドツボにハマります。

何が何でもそれらを排除しようと躍起にならず、気分と行動は一緒にせず、区別しましょう。

不安感から意識をそらすことのないように、まずは「こんにちは」をして、しっかり不安感の感覚を受け止めましょう。そのあとに自らが不安感を白黒付けようとしたり、どうにかしようとしていることに気付きをいれて、「そもそもの今」に自分を戻していくようにしましょう。