成美さんからの質問
もともと妄想癖があり、良いことも悪いこともイメージするのが得意です。以前まで不安を悶々と考えてしまったりもやもやにとらわれていたりしていましたが、ブログを見て実況をしたり、事実と妄想に気づけるようになってきました。
体の不調に敏感で、少しゆっくりしようと思っても、少しだけ動いてみたり、まだ慣れていないですが不調があってもあるがままにやり過ごすことで気分が変わっていくのも感じました。
以前より「~になったらどうしよう」が大分少なくなってきて思考回路が変わった気がします。思考回路は変わるんでしょうか?
大分いろんなことに集中できるようになってきたのですがこのまま、続けていったらよいのでしょうか?もちろん、波はあります。
回答
事実と妄想を区別することは非常に大切です。
私を含め、皆、「今」にいることはありません。過去や未来へ行き来しては、今必要のない心配をしたり、冷静でいられない状態にまで陥る人もいます。
楽しいことであれば、思い出に浸っても、将来に希望を抱くイメージをしても何ら問題はありませんが、やっかいなのは起きてほしくないことを、ずっと反復していること。反復していることすら気付かないこともしばしばです。
気分は思考の結果ですから、当然、そんな思考の時は、気持ちはいつも不愉快。
その不愉快な気分で未来を展望すれば、当然希望も失せるというもの。しかしながら、それもこれも今にしっかり向き合っていないからでもあります。実況中継は、そうした過去や未来へ行き来している自分自身に少しでも気付くための訓練でもあります。
あなたは、こうした訓練をしてきて、少しずつ事実と妄想に区別が付けられるようになってきたようですね。あるがままにやり過ごすことで、気分が変わってくることもわかってきたとのことで、よかったですね。
このようにして、物事への人の解釈は変わっていくのです。それもこれも、あなたが「体験」をしたからです。思考回路は「知識」だけでは変わりません。ブログを読んだり、カウンセリングを受けても、それを実際の場面で体験する繰り返しを通して思考回路は変わってくるのです。
思考が変われば、ますます行動も変化していくのです。
実況中継等の方法は、そんな初めの行動の壁をできるだけ低くして通過できるようにするための方法でもあるのです。
いたってシンプルです。
体験する。
その繰り返しです。
その中で自分自身と症状や不愉快な感情との距離があいてきます。
それと共に、冷静に自分を客観視することができるようになると、波も少なくなってきますし、一時的に状態が悪いときでも、比較的冷静にやり過ごすことが以前に増してできるようになってきます。
これは浸り癖が減ってきているということであり、その時々の発作症状からの回復も早くなっていることに気付くでしょう。
もともと妄想癖があり、良いことも悪いこともイメージするのが得意です。以前まで不安を悶々と考えてしまったりもやもやにとらわれていたりしていましたが、ブログを見て実況をしたり、事実と妄想に気づけるようになってきました。
体の不調に敏感で、少しゆっくりしようと思っても、少しだけ動いてみたり、まだ慣れていないですが不調があってもあるがままにやり過ごすことで気分が変わっていくのも感じました。
以前より「~になったらどうしよう」が大分少なくなってきて思考回路が変わった気がします。思考回路は変わるんでしょうか?
大分いろんなことに集中できるようになってきたのですがこのまま、続けていったらよいのでしょうか?もちろん、波はあります。
回答
事実と妄想を区別することは非常に大切です。
私を含め、皆、「今」にいることはありません。過去や未来へ行き来しては、今必要のない心配をしたり、冷静でいられない状態にまで陥る人もいます。
楽しいことであれば、思い出に浸っても、将来に希望を抱くイメージをしても何ら問題はありませんが、やっかいなのは起きてほしくないことを、ずっと反復していること。反復していることすら気付かないこともしばしばです。
気分は思考の結果ですから、当然、そんな思考の時は、気持ちはいつも不愉快。
その不愉快な気分で未来を展望すれば、当然希望も失せるというもの。しかしながら、それもこれも今にしっかり向き合っていないからでもあります。実況中継は、そうした過去や未来へ行き来している自分自身に少しでも気付くための訓練でもあります。
あなたは、こうした訓練をしてきて、少しずつ事実と妄想に区別が付けられるようになってきたようですね。あるがままにやり過ごすことで、気分が変わってくることもわかってきたとのことで、よかったですね。
このようにして、物事への人の解釈は変わっていくのです。それもこれも、あなたが「体験」をしたからです。思考回路は「知識」だけでは変わりません。ブログを読んだり、カウンセリングを受けても、それを実際の場面で体験する繰り返しを通して思考回路は変わってくるのです。
思考が変われば、ますます行動も変化していくのです。
実況中継等の方法は、そんな初めの行動の壁をできるだけ低くして通過できるようにするための方法でもあるのです。
いたってシンプルです。
体験する。
その繰り返しです。
その中で自分自身と症状や不愉快な感情との距離があいてきます。
それと共に、冷静に自分を客観視することができるようになると、波も少なくなってきますし、一時的に状態が悪いときでも、比較的冷静にやり過ごすことが以前に増してできるようになってきます。
これは浸り癖が減ってきているということであり、その時々の発作症状からの回復も早くなっていることに気付くでしょう。