自分をみずからぶち壊しにかかる人へ(セドナメソッド⑦)

2020/09/20 YouTube配信原稿


みなさん、こんにちは。

とがしやすゆきです。


7回目の「セドナメソッド」の講義となります。

今回は「自分をぶち壊す残念な自分を手放す方法についてお話します。


せっかくやったのに。せっかく上手くいったのに、自分から、ぶち壊していく人がいます。


そして、「ほらね、私はいつもこうだ」


こんな人、けっこういますよ、あなたはどうですか?


人はそもそも変化を嫌います。良かれと思うことも変化ですから、馴染むまでの不安もあるのです。


皮肉にも辛くても長年、連れ添った辛さであれば、それもアリと潜在意識は踏むものです。


また義務感へのとらわれ、嫌悪感から、やる事を、できた事を、これからも、成果を出していかなくてはならないという義務感に結び付けてしまいかねません。それではちょっと苦しくなってくるわけです。



「たまたまだ」とか。


「できて当たり前」とか。


「こんなのまだまだだ」とか。


「きっと、またできなくなる」とか。


「こんなんじゃ意味がない」とか。



前回の配信で「先延ばし」についてお話しましたが、今回は「自分に対する疑いが抜けない人、自ら前に進むことをやめてしまう人のための、「セドナメソッド」による処方箋です。


前回の「先延ばし」も今回の「自分に対する疑い」を手放せない裏には、「変化への怖れ」が潜んでいるのです。


この状態にあるときは、どんなに良かれと思っている事でも、さまざまな言い訳、なんぐせを自分に焚き付けて、前進することを拒みます。


たとえ、前進すること、変化することが良い事であっても、そんなところがあったりするのが、これまた面倒なところ。「変化への怖れ」は自分を守るためのものである一方で、取り扱い方を間違えると、大変面倒な代物となります。


「セドナメソッド」ではそのまま「変化への怖れ」として感情を取り扱い、手放すことでも良いのですが、こうした状態のときは、なかなか、その怖れを手放しにくい事があります。


そんな時は直接、「怖れ」を取り扱うより、「抵抗感」という言葉をもって取り扱ったほうが、シンプルです。


そして、その後に「怖れ」を手放す手順を取る方がスムーズに手放しが進む事があります。


根本には「怖れ」があるといってもピンとこない人は、この「抵抗感」を手放してからの方がいいですね。


あなたが先延ばしや、せっかく頑張って取り組んだものにしても、「こんなの当たり前」とか、「こんなんじゃ意味がない」と弾きかえすのは、単純に「抵抗」しているととらえてみましょう。


なので先延ばしや、自ら取り組んだことに何癖をつけて、いつも何か足りない、できていない感覚にとらわれている人は、まずはこの抵抗している気持ちを手放してみましょう。


その後に、「変化への怖れ」を手放したほうが、「セドナメソッド」を進めやすいですよ。


どうやってやるか?

単純です。基本公式に「抵抗」という言葉を入れてやっていくだけです。


◉「この抵抗を認めることができますか?」


◉「この抵抗を手放せますか?」


◉「手放しますか?」


◉「いつ?」


です。


もう一度言いますよ。


「この抵抗を認めることができますか?」


「この抵抗を手放せますか?」


「手放しますか?」


「いつ?」


です。


まず、今回はこれを覚えてください。

簡単ですね。


まとめますよ。

誰もが前進したい、変わりたいという気持ちはあります。しかしいざ、前進、変わっちゃうということになると、素直に進めなくなるときがあります。


それは「変化への怖れ」からです。

そしてそれは「抵抗感」という感情によってあれこれと言い訳をして、決断力を鈍らせていきます。


「抵抗感」はブレーキをかけた状態で前に進もうとすることに似ています。


やっていること、出来ていることを自分自身で褒められない、認められない人は変化への怖れから、抵抗をしているのです。


自分への疑いが取れないのも、じつは抵抗の状態なんですね。さっきあげた自分への厳しい言葉が出てきたときは、「セドナメソッド」を使って抵抗や、変化への怖れを手放してみてください。


より行動することが、ラクにスムーズに進むと思いますよ。


今回は前回の「先延ばし」の話と関連して、「抵抗感」「変化への怖れ」についてお話しました。

この「抵抗感」については、次回以降も、しばらく続きがあります。大切なところですから、繰り返し聴いてください。

 

今回はこれで終わりにします。

よろしければチャンネル登録をお願いします。


とがしやすゆきでした。

ありがとうございました。


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