2020/9/30 YouTube配信原稿
みなさん、こんにちは。
とがしやすゆきです。
9回目となりました。
「セドナメソッド」を日常生活で使っていますか?
効果を早く求めたいところかもしれませんが、そんな時は「焦り」を手放してみましょう。
さて今回も「抵抗感」というものについてお話を続けていきます。
先延ばしは、変化への怖れ。そしてその怖れは「抵抗感」として表れてきます。
ですから「抵抗感」を手放してから、怖れを手放すとスムーズに行くことがあります。
前回までの話はそんな感じでした。ここから先は前回、前々回の話を復習してから聴いて下さい。
さて始めますね。
その「抵抗感」ですが、厄介なことに、「抵抗感」を手放すといっても、頑固にその「抵抗感」すら手放したくない場合があります。
「抵抗感」を手放してしまえば、また、その実はやりたくない事を再開することになるわけで、動く事を求められてしまうと思ってしまうのかもしれません。よっぽどな変化への怖れがあるのかもしれません。
しかし、こうした頑固な抵抗感に関しても、ちゃんと「セドナメソッド」では応用編として組み込まれています。
頑固な「抵抗感」として出てきやすい例として、よくあるのが他人からの良かれと思ってもらったアドバイスを行動に移そうとするときです。
そのアドバイスを素直に、すぐに実行出来る人は、どのぐらいいるでしょうか?
実は変化への怖れと同時に、もっと手前でブロックしてしまう場合もあるんですね。
変えられるのって抵抗なんですね。
それは自分の意思ではないんですね。
それが「変わらなければならない」となると素直に受け入れられないんですね。
カウンセリングでよくクライアントさんから聞かされる言葉があります。
「わかっているんだけど、取り組めない」
これ典型的な「抵抗」なんです。
納得できてないんですね。
でもわかっているんです。
やらなくてはならないことは。
でもやりたくない…
この繰り返しで、なかなか取り組めないんですね。よくあるんです。なぜか素直になれないんですね。
そんな時、「セドナメソッド」では、段階を分けて、この「抵抗感」を手放していきます。
まずはいつものように、行動することに抵抗を感じている自分を手放します。いつもと同じです。
◉「……することへの抵抗を認めることができますか?」
◉「……をすることへの抵抗を手放せますか?」
◉「手放しますか?」
◉「いつ?」
そして、ここからが応用編。
人はですね、やらなくてはならないと分かっていても、抵抗してしまう自分がいて、「じゃあやめたらいいんじゃない!?」と自分に開き直ってみても、それも嫌だ…
って時がありますよね?
小さな子供のように。
したくない、でも、しないのも…何だかなぁ…って時です。他人が見たら、「どっちなんだよ、ハッキリしろよ!」と言われてしまうような葛藤した状態にある時です。
なので、今度は逆の質問をしてみるんです。
◉「…しないことへの抵抗を認めることができますか?」
◉「……をしないことへの抵抗を手放せますか?」
◉「手放しますか?」
◉「いつ?」
もう一度言いますよ。
「…しないことへの抵抗を認めることができますか?」
「……をしないことへの抵抗を手放せますか?」
「手放しますか?」
「いつ?」
です。
「することへの抵抗」、「しないことへの抵抗」
この葛藤を両面から手放してみましょう。
この二つの手放しをワンセットにして、5回から10回組み入れてみて下さい。
ここは少しややこしいので、ブログの方に原稿がそっくりそのままありますから、文字からも読みながら聴き直して下さい。
つまりここでは、取り組むことへの抵抗感と、取り組まない事を選択することへの抵抗感。
その両方を手放そうという試みなんですね。
やらなくてはならない、だったらやめればいい。
いや、そうはいかない…と言った堂々巡りになっている時に、この応用編のフレーズを使ってみるといいですよ。
それでは今回はこれで終わりにします。
また次回も、この「抵抗感」の応用編の続きをお話します。
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とがしやすゆきでした。
ありがとうございました。