基本の総復習②(セドナメソッド⑬)

2020/10/31 YouTube配信原稿


みなさん、こんにちは。

とがしやすゆきです。

13 回目の「セドナメソッド」のお話となります。


今回は前回に引き続き、これまでの配信の復習事項の内容となります。前回の「セドナメソッド」の基本公式、「抵抗感」の手放しに引き続き、今回も重要な部分のお話、復習となります。


前回、そして今回の復習の部分は「セドナメソッド」の基本ですから、定期的に確認してもらうと、この先での応用でも混乱なく理解が進むと思うので、必ず定期的に見返すようにしてくださいね。


さて今回は続きものですから、前回分を再度聴いていただいた後に、今回の内容を聴いていただけると、話が繋がりやすいので、まずは前回を聴きなおしてから、ここから先を聴くようにして下さい。


さて、前回の復習では「基本公式」ならびに「抵抗感」を取り扱ってきました。


ここからさらに復習事項です。

「抵抗感」を手放してきた。それでもなかなか、行動もできず、「セドナメソッド」すらヤル気も失せてきた。もう無力感でいっぱいだ。そんな時ってけっこうあります。


そんな時、もちろん「セドナメソッド」で無力感をストレートに手放してもいいのですが、それよりですね結局、なぜ無力感にとらわれているのかという事を考えるとですね、「行き詰まり感」を感じているからなんじゃないでしょうか。


何回やってもうまくいかない

うまくいってる実感が湧かない

「セドナメソッド」私には合わないんじゃ


「無力感」という漠然としたものを取り上げるより、そこに至る、あなたの言葉にならない嘆きみたいなものを手放しの材料としてしまった方がしっくりくるかもしれません。


その一つの例として「行き詰まり感」そのものを手放してみましょう。


それはこんな感じでやっていきます。


◉「この行き詰まった感じを認めることはできますか?」


◉「変えたい気持ちも認めることはできますか?」


◉「行き詰まりを変えたい気持ちを手放せますか?」


◉「手放しますか?」


◉「いつ?」


いかがでしょうか。

「セドナメソッド」では「感情」を取り上げるわけですが、その感情自体、何を感じているかわからない、なんかしっくりこない。そんな場合は、そんなモヤッとしている今の気分がそもそも何で湧いているのかを考えてみて、それを短いフレーズにして「セドナメソッド」を使ってみて下さい。


さて、「行き詰まり感」を手放したあとですが、


「まだ同じくらい行き詰まりを感じていますか?少なくなりましたか?」 


「いずれにしても、まだ変えたい気持ちがありますか?」


もし、イマイチな回答でしたら、次のいずれかの質問をして答えていってください。


変えたい気持ち、現状を変えたい気持ち、どちらかシックリくる方でいいのでやってみて下さい。


「変えたい気持ち」はこんな感じ。


◉「変えたいと思う気持ちを手放せますか?」


◉「もしそうなら、手放しますか?」


◉「いつ?」


「セドナメソッド」をいくらやっても、なかなか嫌な気分が抜けない。そんな時もあります。

そうした時は、それ以上「セドナメソッド」をやっても、かえってコントロールしたい欲求が高まってしまって、自分の気持ちと戦ってしまうことになります。


私たちは自分自身の症状、感情との戦いは、いつも決まって負けなんです。


「クレア式」でも「直面する」「受け入れる」事が大切である事はいつも述べられているところですよね。「クレア式」を学んでいる方は、この部分がピンとこないようではいけませんよ。あなたは大丈夫ですか?


だったら、まどろこしい事をやらないで、初めから、「変えたい気持ち」そのものを手放してしまえばいいのではないか?と考える人もいると思います。


それでもいいのですが、実はそこまでに至る「基本公式」、「抵抗感」などの手放しの中で、最終的な「変えたい気持ち」を手放すまでのハードルを下げていっているんですね。


ストレートに「変えたい気持ち」自体にアプローチするよりも、一連の手順を踏んでからの方が手放しやすくなるんですね。これは実践していくうちに分かってくることなので、はじめたばかりの人は、焦らずに初めからアプローチをかけていくようにお願いします。


さて前回に引き続き、今回も基本ラインの復習をしてきました。


「セドナメソッド」をやっても、なかなか心の「抵抗感」は手強いところがあります。時には「行き詰まる」時期だってあります。そしてそんな時期もあるということを、なかなか受け入れることができずに、焦り、「変えたい気持ち」にとらわれてしまうことだってあります。


しかし、心配ご無用です。

「セドナメソッド」にはそうした気持ちの変化に対しても、基本公式を応用してアプローチできるシステムが整っています。


もちろん練習を繰り返し、自分のモノにして頂かないことには、単なる言葉遊びで終わってしまいます。「セドナメソッド」も数稽古です。うまくやろうとしないで下さい。そんな時は「うまくやりたい気持ち」を手放しつつ、ともかく日常で使い込んでみて下さいね。


少し長くなりました。

前回、そして今回。これまでの基本事項についての復習でした。


次回からは、また一歩踏み込んだ内容となります。しっかりまた聴いてくださいね。


それでは今回はここまでとします。

いつも、ありがとうございます。

とがしやすゆきでした。


今回の動画はこちら