欲求の手放し⑤(セドナメソッド⑲)

2020/1/17 YouTube配信原稿



みなさん、こんにちは。

とがしやすゆきです。


19回目の「セドナメソッド」の講義動画を始めます。


今回のお話も「欲求」についてのお話となります。今まで、「コントロール欲求」そして、「承認欲求」についてお話をしてきました。


今回は「安全・安心欲求」についてお話をします。


安全、安心を求めるのは、人として当然です。これが脅かされる時、人は危機を感じます。


なので何かしらの危機が訪れても、大丈夫なように安全・安心が維持できるように準備をしていたりします。


例えばですが、健康のために運動したり、お金のために貯蓄をしたりなどですね。逆に言えば病気にならないように、借金をしないようになどのためです。


なぜ、安全・安心のために準備をしておくのか。


それは病気や借金などのように、不測の事態が起きた時にコントロールできなくなってしまうのではないかという怖れがあるからです。


人は常に何が起きてもフラットな状態にいたいものですよね。何が起きても自分のことは、自分がコントロールできる状態に身を置いておきたい願望があるものです。


そのためには、安全・安心した状態がベストなわけです。コントロールしておきたい欲求の裏には、安全・安心欲求があるのです。


しかし現実は違っていて、常に安全・安心なんてありえないわけです。少し大袈裟に言うと、常に何かにさらされて生きている私たちは、危険とは背中合わせです。


私たちにできることは、いくら準備に入念であっても、起きる時には起きる不測の事態に、その時、その時にベターな対応をとっていくだけ。


その時にややこしい事にならないために、今準備しているようなものです。その時にある程度のコントロールができるようにしておくための準備に過ぎません。


以前お話した、コントロール欲求が強すぎる弊害として、先々の万が一のコントロールはしようがないのに、必死になってコントロールすることにとらわれ、日常を「万が一」で染めてしまう事。


未来の万が一にとらわれ、今に生きていないのです。


そんな人は今生きていても、未来の不安に心を奪われて、いつも何か戦々恐々としていて漠然とした不安を抱えています。どこかいつも何かが足りない欠乏感にとらわれることになります。


最小限の準備はしつつも、それがいざやって来れば軌道修正せざるを得なくなるのです。


実際はその時の自分がどうにかすることに信頼をおくべきです。


しかしですね、それがなかなかできないのも事実。


そうなればコントロール欲求は強まるばかりです。そこでコントロール欲求をセドナメソッドで手放すわけですが、結局それは何をしているかというと、コントロールできない事をコントロールしようと必死になっている自分に気が付くことなんですね。


そして手放すわけです。

セドナメソッドは気付きが前提になっています。今の自分が、今どんな風になっているのか、どんな欲求によって突き動かされているのか。


そこに気付きが欲しいわけです。


さて

とは言うものの、セドナメソッドでコントロール欲求を手放しても、何となくまだ手放しきれていない感覚の人もいるでしょう。


そこで思い出して欲しいのは、コントロール欲求を支えているのは、安全・安心欲求であるということ。


なので、「コントロール欲求」を手放す前に、「安全・安心欲求」を手放すことが大事となってくるのです。


コントロールしたい欲求に気付き、必死に戦っている自分に気付き、コントロール欲求を手放すことは大切。


しかし何となくしっくりこない。


そんな時は、この安全・安心でありたい気持ちが強すぎるんだな、それによって、コントロールしておきたい気持ちが強くなっているんだな


そんな気持ちに気付きを入れ


「安全・安心欲求」を手放してみましょう。

その上で「コントロール欲求」を手放すと、もう少し楽になってきます。


コントロールできる限界を知り、いい意味でのあきらめ感、そしてその時の自分への信頼感が高まってきます。


さて話が長くなりましたが、この「安全・安心欲求」の手放し方もとてもシンプルです。



◉「安全・安心欲求」を認めることができますか?


◉手放せますか?


◉手放しますか?


◉いつ?



もう一度言います。


「安全・安心欲求」を認めることができますか?


手放せますか?


手放しますか?


いつ?


となります。


一つ一つの質問に対する答えは、いつもお話している通りです。復習を重ねてください。答えを言わないのは、あなたに復習の機会をあえて与えるためです。復習はとても大事です。


さて、このように安全・安心したい欲求が強ければ強いほど、不測の事態をいつも怖れ、今を生きることができず、今に喜びすら見出せなくなります。


いつも思考は未来の万が一。


何かを取り組むにしても、まずは未来への予測が先行してしまい、「万が一思考」にとらわれ、そもそもその時にならないと分からないことですら、どうにかしよう、コントロールしようと今から必死になるのです。


そしてコントロールできずにいることに悩み続けるのです。それは無駄な悩みです。


ですから、コントロールしていることに気付きをいれたら、「安全・安心欲求」から手放し、その上で「コントロール欲求」を手放すと、適切な距離感をもって未来を受け入れることができるようになってきます。


この「安全・安心欲求」と「コントロール欲求」はコインで言うところの表と裏の関係です。どちらかが存在すれば、その裏にもそれはあります。


この欲求は双方によって支えられていますから、両面から丁寧に手放しを進めることが、よりベターです。


今回のお話も一度では理解できません。

何度も聴いて、実践し、また聴いて、実践。

それを繰り返してください。


ぜひ、今回も取り組んでみてくださいね。

今回も聴いていただき、ありがとうございます。

とがしやすゆきでした。


今回の動画版はこちら