思考・感情・欲求どれから手放す?(セドナメソッド㉑)

2020/1/30 YouTube配信原稿



みなさん、こんにちは。

とがしやすゆきです。


21回目の「セドナメソッド」の講義動画を始めます。今回は自分を制限しているもの、そしてその手放しの手順についてのお話です。


セドナメソッドでは自分を制限しているのは「思考」、「感情」、「欲求」」であると言っています。


思考を変えれば、感情にも変化が生まれてきます。叶わなかった欲求に変化があれば、思考すらおのずと変化していきます。


思考を変えることは簡単ではありません。

しかしある一定の効力はあります。


しかし頑固に現れてくる思考、そしてそれに伴う感情に対する根本的な対処方法は、「欲求」へ目を向けること。そして手放すことが大事です。この方が自然と無理なく思考が変わっていきます。これらは、前回までの「欲求」の連続講義でお話をしてきたとおりです。


まず前提として、人は考えることを止めることはできません。


気付けば考えています。止めようにも止まりません。自分の生活に影響のない思考であれば、何ら問題なくスルーして、みんな生きています。もちろんあなたもです。大抵の人の、一日に大半を占める思考は、そんなスルーごと、たわごとだったりします。


しかし、あなたは違うかもしれませんね。毎日のように、気付けばある特定の不安ごとを、繰り返して考えていたりします。繰り返し考えてしまうことに、とても疲れた一日を送っているのではないでしょうか。


しかしその思考の内容はあなたにとって、決してたわごとではなく大切なこと。これがクリアにならない限り、その思考にとらわれっぱなしです。大切なことだからこそ、繰り返される思考ではありますが、大切なことが解決されるまで待つ必要は実はありません。


そうした頑固に付きまとう思考は、あなたの中の欲求が叶えられていないからでもあります。


「安全・安心」が保証されていない。


「自分の価値が認められていない」


「コントロールができていない」


しかし、この欲求は「幻想」でもあります。誰もがこの現実の世界は、この3つの欲求は常に叶えられている状態にはありません。


あなたも以前は、スルーできていたこともあるはずです。しかしパニック障害などになってしまい神経の感度が敏感なあまり、スルーができなくなっていることが増えているでしょう。


あなたの中に、欲求に対する「要求」事項がとても高くなっているのです。本来は保証されない安全・安心もあれば、自分の価値を認められない、認めてもらえないこともあります。何から何まで準備万端していても、コントロールしきれない状況、そんなことは生きていればいくらでもあります。


あなたもそんなことはわかっているのです。でも、そんな自然なありさまを受け入れられない自分が実際にいて、不自然にもその欲求を手に入れなくてはいけないと思っているのです。心が落ち着いているときは、こうしたお話も素直に聞き入れられるのですが、いざとなると中々、そのへんのところに気が付くことができません。


思考を変えることから始まる自己改革

人は言葉でできているとはいえ、そういつも前向きに、建設的に、自分の欲求の叶うような思考でいられるとは限りません。


どうしたらいいのでしょうか。


セドナメソッドでは、思考への気付き、そして湧いてきた感情を手放すことで変化を起こすスキルですが、それでもしっくりこない場合は、「欲求」に向き合ってそれを今、一時的にしても手放していくことが自分を変えていく最短距離だったりします。


神経の高ぶりから、必要以上に欲求が高ぶっていて現実的な見方ができずに苦しんでいるのが、今の自分であることを自覚してください。


「思考を変えるより、欲求の存在に気付き、手放す」この言葉を常に頭に入れておいてくださいね。


さて、前回まで「感情」そして「欲求」についてお話してきましたが、どのような順番で手放していったらいいのでしょうか。


冒頭でもお話しましたが、自分を制限しているのは「思考」「感情」そして「欲求」でした。


感情を手放すことは同時に思考も手放すことでもあります。なぜならば思考の結果が感情(気分)だからです。なので、思考している自分に気付きをいつものようにしていただいた上で、その結果として湧いている感情をありのまま認め、手放すことがまず基本。その上で、その思考の親玉である「欲求」の存在を意識し、その欲求も手放すのが手順となります。


根っこには「欲求」の存在があるので、「欲求」から手放していったほうが、ラクなのでは?と考えるかもしれませんが、セドナメソッドに熟練しているならば、大元の欲求から手放してもいいのですが、たいていは小さな引っ掛かりから手放していったほうが、「欲求」の手放しがスムーズに進みます。


例えば、あなたが、電車に乗れない、または外食ができないとしましょう。


その場に居続けることが苦痛でならない。いればいるだけ予期不安が高まり、発作症状が今にも出てきそうな気がして怖い。こんな自分の中の思考、感情がその行動を制限しています。こうした事を自然と考えていれば、それが習いグセとなり、ますます行動ができなくなります。


この悪循環から脱するには、まずはその思考に気付きを入れ、湧いている感情を手放すこと。そしてその繰り返される思考が、どんな欲求によって支えられ、影響を受けいているのか。それをしっかり理解できたのち、セドナメソッドで欲求を手放してみてください。


欲求に関しては、なかなか自覚しづらいですし、理解が進み、自分の中で納得がいかないと手放しがうまく進みませんので、欲求への理解を前回までの連続講義で自分に当てはめて繰り返してみていただき、自分の中の欲求の存在が、自分の繰り返される思考とそれに伴う辛い感情の大元であることが理解できたら、ぜひ手順に取り入れてみてください。


思考や感情だけでもセドナメソッドによる手放しの効果は出てきますので、欲求の手放しは焦らずにジックリと理解を深めた上で実践してみてください。


理解ができたら、手順に組み込み、数をこなしていけばいくほどセドナメソッドの効果は高まります。はじめのうちは単なる言葉遊びにみえて、フレーズも宙に浮いたような感じで実感が湧かないかもしれませんが、どうか辛抱強く自分の毎日に取り入れてみてくださいね。


このセドナメソッドの講義は音声のみの配信です。繰り返し聴いていただくことを目的としているので、片手間でもいいので、耳に入れる習慣をつけてくださいね。


今回も聴いていただき、ありがとうございます。

また次回も聴いてください。

とがしやすゆきでした。


今回の動画版はこちら