Q224:ハッキリさせることを手放す

rさんからの質問

矯正のため先週に抜歯をしました。今体がスースーする感覚があります。

これで歯が問題なければ自律神経、ストレスによるものなのでしょうか?

不安になってるからこうなっているのか、抜歯のせいなのか見分けが難しいです。

それと毎日疲労感があります。育児のストレスが多く、自分のストレスとどう向き合って行くべきか、わかりません。

〜しなければいけない。がなくなればいいのですが、家が散らかってるのもモチベーション的にも居心地的にも嫌で。

難しいです。。
こういう時は心をどう保てばいいのでしょうか?


回答

抜歯後の歯の周囲は、まだ炎症もありますし、しばらく歯の周辺にも違和感が残ります。

人によって感じ方はさまざまです。ここはその状態を浮かんで通り、時間の経過に任せましょう。

まず見分ける事にとらわれないようにしましょう。
どっちか区別しかねる事はあるのです。

そんな時は…

起きていることをジャッジせずに、「そんな出来事を体験している私がいる」

そんな「今の私」に気付き、受け入れていくようにしましょう。 

また「見分け」はコントロール欲求のあらわれでもありますから、気付きや、セドナメソッドをやってもよいでしょう。どちらもその時にやることが大事です。

さえ育児は大変な重労働でもあります。疲労感は避けられないことでしょう。

そんな中で日々やらなければならないルーティン作業もあるでしょうし、忙しさですべてに関わっていることも、なかなかできることではありませんよね。

「〜しなければならない」になると、どうしても「今すぐ、今日中に」と焦りがちです。

完璧に、全部する必要はないとわかっていても、なんかそのモヤモヤとした、やり残し感が気持ちをざわつかせるものです。

そんな時に心穏やかに保つのは、なかなかどうして苦労がいるところでしょう。

それでも、そこは「気付き」の一手を投じておく事は必要です。

パニック障害の人が抱えている「見透せる状態」「わかっておきたい状態」が、目の前の「散らかりごと」によって刺激されています。

これも「コントロール欲求」から来ています。

完全でありたい、そのためには、知っておきたい、わかっておきたい。

不完全が、何か不意な事が起きた時に、自分自身をコントロールできないという思い込みがあります。

しかし、その不意な出来事を、今恐れていようとも、それが実際に起きた時には、その時の自分がどうにかするということに信頼を起きましょう。

意志の力にもエネルギー切れがあります。できるだけ一気に使い切らずにいる方法…はなかなか人それぞれ、作り上げていくもので正解となる答えはないように思います。

私がよくやっている事を少しお話ししますが、やる事が多く感じているときは、頭の中のイメージなのです。

これを漠然とした頭の中のイメージではなく、言葉にして書き出してみると、毎日と何も変わらないルーティンだったり、さほど多くないこともあります。

私もよくそんな思いにかられて、あれもこれもやらないとならないという思いがほとばしる事があります。そんな時は、全て書き出して、優先順位を付けて、一つずつこなしていきます。

やってもやってもキリがない、毎日の忙しさは誰に認められるわけでもなく、給料がいただけるわけではないので、モチベーションも上がりにくい…そんな中で、自分の中の小さな「達成感」を感じるには、目に見える仕組みを作っていくのです。

「達成感」は自分が主導権を持っているところに繋がりますので、コントロール欲求も自然と満たされます。(もちろん手放せた方が良いのですが…なかなか難しいですよね)

本当に「たった今」必要なこと、やることに優先順位を付けましょう。

付箋紙に、「今日やる事」「必要なこと」を、1枚に1つずつ書き出していき、それを1枚の紙に順位付けをして、並び替え、終わったら、その1枚を捨てていく。

付箋紙の枚数が減っていくのを「見える化」していくと、着実に進んでいることが実感できます。

ご参考までに。