正しい目標設定と達成率を高める方法③(セドナメソッド㉔)

2021/2/27 YouTube配信原稿


みなさん、こんにちは。

とがしやすゆきです。


24回目の「セドナメソッド」の講義動画を始めます。


さて今回も目標設定についてのお話をしていきます。今までお話してきたこととして、セドナメソッドで考える目標設定は、まずは目標設定の際に感じる感情を手放すこと。


次に計画を立てたら、今度は達成を引き寄せたい執着を手放すことでした。


そのために感情そして、感情の裏に潜む欲求をどのようにして手放していくのかについてお話しました。


今回のお話は、目標を立てる際に、達成率を高めるために明確に「目標を宣言」しようというお話。


どのようにして、その宣言を組み立てたらよいのかについて、セドナメソッドで言われていることをお話してみます。


まず大切なのは目標は書き出すということ。


ただ頭で考えただけの人より、書き出してみたほうが達成率が高まるというお話はあなたも聞いたことがあるでしょう。


そしてそれを書き出す際、適切な「言葉遣い」を使うことが結果を左右する重要なポイントであることを、どんな人も言っています。


しかし、なかなかこれが簡単ではありません。

今、どんな感情が自分の中にありますか?


なんかモヤモヤしていませんか?


めんどくさい、イライラ、自分にはできるか?という不安とか


そうした感情は自分の中のどんな欲求から出たものでしょう。


そうした感情、欲求をここで手放しておきましょう。


一連の流れをセドナメソッドで行ってから、この先を読んでみてください。


さてセドナメソッドでは目標を書き出していく際の、10個のポイントを掲げています。

それは


①すでに達成しているかのように、現在形で書くこと。


②肯定形で書くこと。


③自分にとって現実的で適切だと感じる目標にすること。


④目標声明文に自分自身を含めること。


⑤正確に、簡潔にまとめること。


⑥明確にしつつも、絶対的なものとして制限しないこと。


⑦「ほしい」「〜したい」という願望を言葉にしないこと。


⑧解放を促進するような言葉を使うこと。


⑨達成方法ではなく、最終結果を述べるようにすること。


⑩勇気や、受け入れ、安心、穏やかさに繋がるような言葉で書くこと。


それでは10個のポイント、一つずつを説明してきます。数回に分けてお話をしていきますので、焦らずにジックリと頭に染み込ませていってくださいね。



まず1つ目。


◉「すでに達成しているかのように、現在形で書くこと」


目標を立てるとき、私達はよく来月までにとか、今年いっぱいまでになど、求めるものを未来に作り出そうとします。


もちろん目標は未来にあるので、どうしても目標設定の中に、未来の期日を入れがちですよね。これは賛否両論あるところですが、あくまでセドナメソッドでは、「未来の出来事」として目標を表現することはしません。


そうなると、いつまでも手の届かない状態が続く傾向があります。よく街で見かける1年中やっている「閉店セール」と同じようなのぼりを立てているようなものなんですね。


すでに達成をしている「状態」を含めて書いていきましょう。すでに今、それが達成されている状態を言葉にしていくことが大切です。個人的には、何が月先といった長期目標より短期目標に区切っていく限りに置いては、時間的な要素は含めていいかと思います。



次2つ目です。


◉「肯定形で書くこと」


自分が取り組みを開始して、得られる最終結果を書くということです。ほしくないものを連想させるような言葉を盛り込むと、それを引き寄せてしまうからです。


例えば「思考にとらわれないようにする」といった目標を掲げてしまうと、とらわれへと焦点が向いてしまいがちです。


このような「だめ」「するな」「やめる」といったルールじみたものを掲げてしまうと結果的にルールが破られることになります。


「白い像を思い浮かべないように」と言われても、白い像がすでに浮かんでいるでしょう。


「〜するな」はそれがすでに手に入るものとして、認識してしまいます。


よって正しくは、得たい結果をイメージできるような言葉に変換するのですから「私は思考のとらわれから自由になっている」が正しい宣言となります。


どんな状態を得たいのか。その結果を言葉にしていけばいいのです。



3つ目にいきます。


◉「自分にとって現実的で適切だと感じる目標にすること」


最終目標はありつつも、それを言葉にしたならば、それをさらに細かく区切ってみましょう。


さきの「私は思考のとらわれから自由になっている」は最終目標です。しかし、これだと漠然としていますし、今の自分の立ち位置からしたら、少し荷が思いかもしれません。


どことなく「そうは言っても、本当にできるだろうか」と、とらえてしまうかもしれませんよね。


そのためにも、それは最終目標として掲げつつも、それを達成するためには、どうしたらいいのか、何をしていくのかというように、もう少し細かく区切って、自分の身の丈にあった目標を「取り組むこと」として言葉にしてみましょう。


「このぐらいだったら、できるかも」というものにしておくと、継続もしやすいですし、結果的に途中で挫折せずに、最終目標を手にすることができると思います。


「私は思考のとらわれから自由になっている」は、こうした何個かの取り組みによる最終結果として位置付けるようにしてください。



今回のお話はここまでにしておきますね。


また次回も聴いてくださいね。

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ありがとうございます。

とがしやすゆきでした。


今回の動画版はこちら