Q226: 必死になれば回復への道が閉じる

エベレストボンさんからの質問


そのカウンセリングの先生や占いが好きなので占ってもらった時に言われる事が、貴方は何か悪いものを治そうとすると逆に悪くなるとか本当はカウンセリングなど必要ない。と言われます。

何人からも言われるのでそうなのかとも思いますが、いざ症状が出たりするとこの苦しい症状をどうにかしなければ、根本から解決しないといけないと思いネットで様々な情報を探し始めたりしてしまいます。

治そうとしない事が大事だと言われますがセドナメゾット、実況中継、鍼治療、マッサージ、カウンセリング、薬の服用、漢方薬など、これは全て治そうとしてる行為だと思います。

どう考えれば良いですか?



回答



「おそらく、この先生の言わんとしていることは、治そうと必死になりすぎると、何から何までルールに照らし合わせて白黒付けてしまう傾向にあるので、完璧を目指さずに、治すことに必死にならないように」

という事なのではないでしょうか。
症状と戦えば負けます。こうした治すことに必死な人は大変多く、この辺のところを理解してもらうのには多少の時間がかかります。

治していく作業は足し算ではありません。
引き算されていかなくてはならないのです。

良かれと言われたものを試すことは、決して悪いことではありませんが、どんどんそうしたものを取り入れていく人は、それらを「試す」程度でしか継続できておらず、あちこち手を付けては自爆する人が少なくありません。

症状を起こさないようにする方法は、対処療法でしかありません。

病気と心の仕組みを理解すれば、ほとんどの方法が、そうしたその場しのぎの方法でしかありません。特にネットの情報や書籍で一般書として売られているものは、大衆受けしないことには意味がないために、どうしても安直な方法に流れていきます。

本質的な治療法は、算数の九九のように地味で単調な作業です。知りたくない、やりたくない方法だったりします。

私もかつては、その場しのぎの方法ばかりをやっていき、こじらせ慢性化させてきました。今考えると、算数の九九をやらずにいたのですから当然だと分かるのですが、当時は知らないということもありますし、症状に直面せずに、ラクに治したい気持ちも強かった事もあったのだと思います。

治してください。
しっかりと。

しかし何から何まで取り入れはいけません。
本質的なものをしっかり身に付けてください。
本質的なもの、つまりは木で言うところの太い幹をしっかり根付かせてください。

私は体験者として、ブログやYouTubeで自分のやってきたことをお話をしています。カウンセリングでは自分の体験も踏まえて、実践されていく立場に立ち、進行具合をモニターしながら、進行の負担にならないアドバイスを差し上げています。よろしければ受けてみて下さい。